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株式会社ボーダレス・ジャパン│誰もが社会問題に取り組める世の中へ。通年採用を行う社会起業家のプラットフォーム

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JM編集部

JM(JobManga)編集部の「まつじゅん」ことマツモトジュンヤです。
本日は【通年採用】をテーマに、早くから通年採用を取り入れてきたボーダレス・ジャパンの採用担当者 石川さんにお話を聞いてきました!

▲JobMangaを読む石川さん

JM編集部

本日はどうぞよろしくお願いします。
まずはボーダレス・ジャパンさんが何のために何をやっているのかをお聞かせ願えますでしょうか。

石川さん

ソーシャルビジネスってご存知ですか?

JM編集部

調べてきました!一言で言うと社会問題を解決するビジネスですよね?

石川さん

ありがとうございます。そうなんです、当社は世界中にある社会問題を解決したいという想いから、様々な課題にビジネスで取り組む事業を多数手がけています。
現在9ヶ国で29事業を展開しています。

JM編集部

そんなに!例えばどんな事業があるのでしょうか

石川さん

そうですね、例えば、ケニアの主要産業は農業ですが、子どもたちが学校に行けないほど貧困状態の農家も多いです。農業設備の購入ができない、農法を知らないという課題の他にも、ブローカーから買い叩かれることがあります。
ボーダレスグループの1つ「Alphajiri(アルファジリ)」という会社では、貧困を無くすために15人程度の会員農家のグループ=アルファチャマを作り、買取保証や農業ローンの提供、知識向上等のトレーニングの実施をし、安定的な収入を得られる仕組みを作っています。
また、日本では“障害者”が“障害者”としてしか働けず、“戦力”としての働き方を求められていない現状があります。そこで、「UNROOF(アンルーフ)」という会社では、まずは精神疾患を持った人の特徴といわれる『繊細さ』を活かして革職人として受け入れ、製品を生み出しブランドを作り上げました。
必要とされ、評価される仕組みを作り上げ、このように実践したりしています。

JM編集部

ありがとうございます。
それぞれの事業が解決したい課題が明確なんですね。ではそれぞれの事業で人材が必要だから人を募集しているのでしょうか?

石川さん

そうですね。各事業でもその事業を支える人は募集しているのですが、新しく社会問題に取り組む『起業家』も募集しています。(※第二新卒も含む)

JM編集部

新卒で起業家ですか?

石川さん

新卒で起業するとなるとハードル高いと思われるかもしれませんが、ボーダレス・ジャパンでは経験値に関係なく、やりたい人が最速で事業をスタートできるよう、仲間・資金・ノウハウをグループで共有しています。
社会起業家のプラットフォームとして、起業のサポートをするのが私たちの役目です。起業のタイミングは人それぞれで、入社して今ある事業でビジネスの実勢経験を積む=修行から始める人もいれば、すぐに起業する人もいます。

JM編集部

起業できる環境を整えて提供しているのですね。では次に、通年採用にしたのはどういった理由からでしょうか。

石川さん

新卒採用を始めた当初から通年採用でしたが、この採用は「人数合わせの採用ではないから」です。社会問題解決のために自分で事業をつくりたい!という人が対象なので、お互いが「このグループを使って立ちあげたらいいね」と思えば、人数制限なく参画してほしいと思っています。そういう人とどのタイミングで出会えるかは分からないので、いつでもエントリーできるようにしています。
例えばこれまでだと、大学3年の12月に決まった人もいれば、大学4年の9月や2月に決まった人もいます。卒業後に半年海外のNGOで働いてから入った人もいますね。
それから、私たちは社会問題に取り組みたいと思っても取り組みづらい今の世の中を変えていきたいと思っています。

JM編集部

どういうことでしょう?

石川さん

一人ひとりが就職活動の中で、自分が何をしたいか自分には何ができるのか、自分に合う仕事はなにかを考えると思うのですが、『何がやりたいのか自分でもよくわからない』という人は多いと思います。どうせ仕事をするのだったら、世の中の為になることをやりたいなと漠然と思う人もいると思います。
ただ、例えば『貧困をなくして世界中の子どもが学校に行けるようにしたい!』と思っても、それと日々の仕事が結びついている会社は多くはないですよね。自分でやろうとしても、そのノウハウも資金も人的リソースも足りず、結局やりたいなと思ったことは諦めて、また他にやりたいことはないか考える。そして、少しオーバーかもしれませんが、無理やり見つけたやりたいことを志望理由にして世の中に出る。
やりたいことなんか見付けられる人の方が珍しい世の中なので、やりたいことがせっかく『社会問題の解決』だったら、それを諦めてほしくないと思っています。だからこそ『新卒の4月入社』に囚われずに、自由に自分の人生を描いて欲しいと思うと、自然に”新卒”や”スケジュールの決まった採用活動”じゃなくてもいいという考えになってきます。

JM編集部

やはり深い理由があったのですね。今後経団連による一括採用のスケジュールが廃止になり、21卒からは通年採用を実施する企業が出てきていますが、貴社の場合、どのような選考スケジュールになるのでしょうか。

石川さん

弊社の場合、『起業家コース』に関しては随時募集していまして、各事業のリーダーを目指す方は必要になった場合に募集しています。応募をしていただいたあとは、面談・面接、そして、起業家コースと一部のポジションは必ず、3,4日程度の選考インターンを設けています。合うか合わないか、お互いに知るためです。入ってみたら思ったのと違った!という理由で離職となれば、お互い不幸せになってしまいます。内定後は、基本的には「自分のやりたいことをやってくれ」というスタンスですが、立ち上げたい事業の準備としてインターンを希望する人もいるので、それもできます。

JM編集部

ありがとうございます。
では最後に、就活をしている方に向けてメッセージをお願いします。

石川さん

『やりたいことなんか聞かれても困るなぁ』という人は、ぜひ、自分がどうなったら幸せになるか考えてほしいですね。どんな人生だったら幸せと自分が思えるか。意外と、今まで出会ってきた物事のなかにそのヒントがあると思います。自分の感情が動いた出来事はなんだろう、それは何故だろう。と深掘りをして、言葉にすることができたらいいですね。
もし自分の関心の先が「社会問題を解決すること」にあるなら、それは諦めてほしくないと思っています。残念ながら、そこにビジネスで取り組もうとすると選択肢は少なくなってしまうのですが、自分で立ち上げようという気概を持った方をサポートする体制ならボーダレス・ジャパンにありますし、自分の思いと近いグループ各社で働くこともできます。ぜひ、あなたの”やりたいこと”を私たちに聞かせてください。


石川さん、本日はありがとうございました!
ボーダーレスジャパン様のウェブサイトは以下からアクセス!

この記事の関連企業情報

株式会社ボーダレス・ジャパン
本社 東京都新宿区市谷田町2-17 八重洲市谷ビル6F
URL https://www.borderless-japan.com/

記事公開日:2019/08/29
最終更新日:2019/09/20

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