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株式会社サカイ引越センター│質にこだわる引越専門企業

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JM(JobManga)編集部の「まつじゅん」ことマツモトジュンヤです。
今回は「まごころこめておつきあい」をモットーに掲げる、株式会社サカイ引越センターの田島さんにお話を聞いてきました!

▲東日本本部 田島 真麻
2012年に新卒入社。入社時から現在まで採用担当として勤務。

 

はじめに/入社のきっかけ

田島さん、今日はよろしくお願いします!
まず、田島さんが御社を志望した理由はなんですか?

Web上で当社のHPを見て、「引越でも営業ってあるんだ!」と思ったことがきっかけです。当時は就活氷河期で、厳しい日々でした。そんな中この出会いがあったんですよね。そして、当時引越業界はまだ受けたことのない業界だったので、参加した会社説明会で印象が180度変わり、選考を受けてみようと思いました。

就活氷河期を経験されてきたんですね…。今と事情が全然異なりますね。

そうですね。その後、営業職志望で入社が決まったのですが、先輩方にお声掛けいただき、新卒採用を任せていただけることになりました。新卒入社で、新卒採用を担当させていただける会社って少し珍しいんですよね。

 

事業内容/引越のプロフェッショナル

御社の事業内容について簡潔に教えてください!

当社は「引越専業」の会社になっております。

▲引越と言えば“ドライバー職”のスタッフ

お客様の人生の節目に携わっている業界でもあり、現在は新生活応援グループを目指しております。

新生活応援グループを目指す上で、具体的にどのような取り組みをなさっているんですか?

新生活応援グループとして目指している理想像は、当社で引越をされたお客様が、引越に付随するすべてのサービスを当社に任せて頂くことができるようにしていきたいと思っています。

創業者が目指していたものが、「引越当日の朝、住んでいた家を出て、夜には新しい家で朝と同じ食事の光景を見ることができ、新生活をスタートできる」という究極の引越の姿なんですよ。

また、当社はM&Aも積極的に行っていますが、グループ会社を「柱」化していって、グループ内の太い幹にしていきたいと思っています。

引越される方のニーズのかゆいところに手が届いていますね!

そうだと嬉しいです。

他にも、国内だけではなく、海外にもグループ会社がございまして、将来的にはもっと海外の事業も拡大していきたいと思っています。現在は、フランス・パリ、イギリス・ロンドンの二拠点があります。海外でも同様に、引越事業を行っているんです。

海外拠点で働いているのは日本人が多いんですか?

半々くらいですかね。現地の方も採用していますし、国内で勤務していた方が海外に赴任している、ということもあります。

日本国内で培った引越のノウハウを海外で活かし、広めるという狙いがあるんでしょうか?!

それもありますし、イギリスの拠点では元々持っていたアンティーク家具を扱うためのノウハウを逆に教えていただき、取り入れることもしています。

現地の方と相互成長の関係にあるんですね!地域にも馴染み、普及しやすくなるからとっても効果的!

 

キャリア/バラエティに富んだ制度の数々

御社にはどのような職種がありますか?

主な職種は、ドライバー職営業職事務職になります。

営業職は、B to BとB to Cの二種類があります。

B to B営業では、企業様に向けて、社員様の転勤に伴うお引越を任せて頂く事や、タワーマンションの一斉入居の案件などを取り扱っている部署になります。街の不動産屋さんを訪問して、引越をご検討しているお客様をご紹介していただくという業務もありますね。

すごく面白いのがB to Cの方なんですけれど、引越のプランニングをさせていただくお仕事になっています。お客様が「引越したい」と思ったときに、いきなりすぐ引越することはできませんからね。決められた日時にお客様のご自宅に伺わせていただいて、当日どのくらいのご家財があって、どのタイプのトラックを使うのかということを、約一時間ほどでお打ち合わせさせていただきます。そこでご納得いただければ、ご契約、ということになります。

▲営業職の仕事の様子

引越業界と言えばドライバー職のイメージを強く持っていましたが、営業職もまた面白そうですね!
新卒社員が最も集中する職種も営業職なんですか?

はい。営業で入社される方が多いですね。基本的に入社後は希望の職種に配属されます。

ただ、営業をするにあたって現場(商品)の経験がないと、「トラックに一体どのくらい入るんだろう?」といったことがわからないこともあるので、現場は経験が必要です。
現場研修の中で、「現場の方がお客様の評価を直接頂ける」というようなやりがいを見出し、職種を入社時の希望と変えるような学生さんもいらっしゃいますね。

現場だと人柄を評価してもらえますもんね!確かにお客さんに頼りにされている感覚はやりがいにつながりそう!

 

会社の強み/高評価を受ける「品質」と育成に長けた「人」

他社とは違う御社の強みを教えてください!

2つ挙げます。

1つ目は「品質」です。各エリアに社内講師がいて、研修はもちろん、OJTとして現場でも教育を行っているので、現場作業の質はとても高いと思います。また、全国198支社、正社員は5691名という数字は他社に比べて圧倒的に多く、品質を支えていると思います。

2つ目は「人」を大切にしているという点ですね。社長自らが「人を成長させられる人を評価します」と言っている程です。売上も大切ですが、人を育てて、どんどん活躍できる人を生み出せたかを評価するのが会社の方針なので、会社としても社員の成長意欲に対して様々なサポートを行っています。
その人に合った業務が当社内になかった場合、グループ会社への出向もできるようになっています。社内FA(フリーエージェント)制度でその人の希望に沿ったキャリアパスを描けるような仕組みも多数用意しています。

人を成長させられる人、ですね!人を育てることによって自分も成長できますからね。

 

求める人物像/一人でもくもく作業したいタイプと人と関わるのが好きなタイプ

御社の求める人物像を教えてください!

職種ごとにやる内容が異なってきますので、「絶対こういう方!」というような人物像はありません。

ただ、引越はサービス業になりますから、お客様に喜んでいただく事にやりがいを感じて頂ける方が良いなという想いはありますね。

また、人見知りの方も活躍できるのが当社です。職人気質でもくもくと作業するのが得意ということが、一つの大きな強みになりますからね。

あとは、アルバイトでも学業でも、学生時代に何かしら「やり抜いた」という経験のある方のほうが、入社してから強いな、という印象を受けます。

人と話すのが好きという方はもちろん、逆に人見知りの方も活躍できる職場があるというのは魅力的ですね!

 

研修とキャリアパス/現場から講師、そしてマイスターへ。

御社の研修はどのようなフローになっているんですか?

当社では新卒入社四年目まで研修があります。入社して三ヶ月間は全体で研修がありますが、その後、職種ごとに研修の内容は異なります。

現場の方は、社内の研修ハウス(実技研修のために建てられた家)で技術講習があり、現場で必要な技術のノウハウを学んでいただきます。

営業の方は、営業の社内講師が担当する講習で、実際のお客様の声をもとにケースごとの対応などを学んでいただいています。

二年目以降は、その方の今後のビジョンや、将来のことを考えた上での研修になりますので、人によって内容は異なります。

なるほど…。
研修後のキャリアについて教えてください!

その道のプレイヤーとして働いていくことはもちろん、社内講師になるという選択肢もあります。講師は現場と営業の講師に分かれています。現場の講師は引越の品質、ノウハウを伝えていきます。営業の講師は、営業スタッフの教育を主に、営業のサポートを行なっています。

他にも、管理職を目指したり、講師の上級にあたるマイスターを目指したりすることができます。マイスターになると番号が割り振られて、何とその番号が永久欠番になるんですよ。

マイスターになると永久欠番に…!会社に名前を残せるわけですね!すごい!
他にも御社の面白い取り組みはありますか?

社員の成長を促すイベントとして、社内で「引越サービスコンテスト“専務杯”」というものがあります。様々なカテゴリーの中、各地域で予選会をしていただき、地域の社員たちが役員の目の前で現場での運ぶ技術と接客サービスを競い合うというものです。

当日発表されるお客様の設定をスタッフが演じます。例えば、「①動物が好き②犬を飼っている③ご年配」という設定。その時に審査されるチームは、椅子を勧められるか、目配り・気配りなどのお声掛けができているかという部分を評価します。このコンテストは年に一回行われ、新人戦バージョンというのもあります。一昨年から始まった新しい取り組みなんですよ。

全国の社員と競い合うとは面白いですね!
ちなみに「コンテスト」と言うからには、何か賞金が・・・?

優勝チームに100万円もらえます。1チーム三人なので・・・。

そんなに~!?

このイベントは社員のモチベーションアップと、技術向上に役立っていますね!(笑)

▲『引越サービスコンテスト“専務杯”』とは

 

福利厚生/社員のダイバーシティを大切に

引越業界は力仕事なイメージがあります。御社では、女性社員の方はどのように活躍されているんですか?

女性でも、男性と同様、責任者としてドライバーをしているスタッフもいます。お客様からも、「女性のほうがきめ細やかなサービスをしてもらえる」ということで、非常に喜んでいただけます。男性スタッフと一緒に現場に向かうと、奥様がまず最初にお声掛けしてくださるのは女性スタッフなんです。

男性スタッフには気付けない部分に自分は気付くことができるということで、女性社員はやりがいを感じているようです。自分がしたことが直結してお客様の笑顔に繋がるということが大きいみたいですね。

確かに、女性のお客様からすると同性のスタッフに来てもらった方がいいかもしれませんね!
私の勝手なイメージですが、引越業界って身体的に大変そうな仕事というイメージを持っています。「働き方改革」が謳われている中、御社ではどのような取り組みをされていますか?

昔はかなり大変だったと聞きますね…。
ただ、今は変わっていて、無理をしない・させないような働き方になっています。

運送業は働き方改革の完全適用に一部猶予ありますが、当社ではできるだけ早い変化をするために一ヶ月単位で変革を行っています。ドライバーを増やし、賃金を上げるなどしながら、みんなで無理をせず、変わっていくことを目的としています。

なるほど!会社を挙げて取り組まれているということがよくわかりました!

(売上高・取扱引越件数が)業界トップとして恥ずかしくない会社でありたいと思っています。

近年では、当社は社員の家族を大切にするよう取り組んでおり、配偶者のいる社員に対して、そのお相手の誕生日に祝い金を渡しています。「ご家族がいるからこそ社員さんが活躍できる。だから社員の家族も大切にしていこう」という考え方がベースになっています。
参考: http://www.hikkoshi-sakai.co.jp/no1/

家族を大切にされる福利厚生とは素敵ですね!!
他にも特徴的な福利厚生のシステムはありますか?

「奨学金返済支援制度」があります。奨学金の返済がストレスになって、仕事に集中できない、というような声もありますから、そのような事態を打破するために導入されました。

社員さんのリアルな悩みにも手を差し伸べてくれるんですね。

 

最後に/学生へ一言

最後に、学生に向けてメッセージをお願いします。

ありのままでいられる会社を見つけてください!
面接では、思っていることが話せないという経験もあるかと思います。内定がゴールではなく、仕事をして、さらにその先が見える会社に入るのがベストです。なので、ありのままのご自分をしっかりアピールしていただいて、そこを認めてくれた会社に入社してほしいと思います。


田島さん、お時間を頂きまして本当にありがとうございました!
サカイ引越センター様のウェブサイトは以下からアクセス!

この記事の関連企業情報

株式会社サカイ引越センター
本社 大阪府堺市堺区石津北町56番地
URL http://www.hikkoshi-sakai.co.jp/

記事公開日:2020/05/19
最終更新日:2020/05/25

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