JM(JobManga)編集部の「まつじゅん」ことマツモトジュンヤです。
今回は、NTT東日本 地域グループ会社(NTT東日本-南関東、NTT東日本-関信越、NTT東日本-東北、NTT東日本-北海道)を代表し、株式会社NTT東日本-南関東の長尾さんと鎌田さんにお話を聞いてきました!
◆株式会社NTT東日本-南関東 総務部 人事部門 主査 長尾 純一(写真右)
2008年にNTT東日本へ新卒として入社。(現在出向中)
入社後、一般家庭向けの光回線の販売を担当した後、法人向けの営業を担当。
2018年度までの三年間は公共向けの営業を経て人事部門の採用担当に着任。
◆株式会社NTT東日本-南関東 総務部 人事部門 鎌田 貴弘(写真左)
2015年にNTT東日本へ新卒として入社。(現在出向中)
入社後、法人向けの営業、企画担当を経て、人事部門の採用担当に着任。
本日はどうぞよろしくお願いします!
長尾さんが御社に入社を決めたきっかけを教えて下さい。
もともとIT業界を希望していました。
雰囲気や印象が一番良かった会社だと感じ、入社を決めました。
具体的に当時の雰囲気はどのような感じでしたか?
社員が活き活きと輝いている印象を受けましたね(笑)
社員が活き活きと働いていることは大事な要素ですよね!
鎌田さんは、どのような理由で入社を決めましたか?
当時、社会貢献性や世の中への影響力を就職活動の軸にしていて、ご縁があった会社の中でも社員が特に魅力的な弊社に入社を決めました。
お二人とも、社員の姿を見て入社を決めたんですね!
御社の社名を聞いて、「通信関連の会社なんだろうけど、具体的に何をしているんだろう」と疑問に思ったのですが、御社はどのような事業を展開しているのでしょうか。
私たちの親会社でもある「NTT東日本」という会社は、光インターネット回線などの事業を展開しているイメージが強いと思いますが、実際は、サービス開発、経営企画業務等のNTT東日本グループ全体に関わる仕事をミッションとしています。
私たち地域グループ会社4社(NTT東日本-南関東、NTT東日本-関信越、NTT東日本-東北、NTT東日本-北海道)は、「NTT東日本の顔」として、お客さまへの通信回線の販売や通信回線を利活用する各種ICTサービスの提供、各地域における自社通信設備の構築・保全などをミッションとしています。
となると、職種としてコンサルティング営業やSEでの採用が多いですか?
私たちは、地域会社として、地域に密着したコンサルティング営業とSEの募集を行っています。また、自社の通信設備の構築・保全を担当している職種(これを弊社ではエンジニアと呼んでいます)があり、これら3つの職種を募集しています。
このうち、私と鎌田が担当しているのがコンサルティング営業とSEの採用になります。
なるほど。
3つの職種に加え、地域グループ会社としては、東日本全域という広い範囲を事業領域としていると思います。新卒生が希望する職種や勤務地への配属は、叶えられる仕組みとなっていますか?
募集の段階で希望職種と勤務地を必ずお聞きしますので、極力本人希望に沿った配属を行うようにしています。
そうなんですね!コンサルティング営業とSEではどちらが人気の職種でしょうか。
コンサルティング営業の応募が多いですが、社会的な要請が多いSE職も着実に増えている印象ですね。
2019新卒と比べると採用人数の変動はありましたか?
いえ、ほとんど変わらないですね。
なるほど。2020新卒の採用を振り返ってどのような印象を受けましたか?
近年、AIやIOTの最新技術が進歩していることもあり、学生が志望する業種の傾向が変化してきている印象を受けました。
ICTや通信業界全般に目を向けてくれる学生が非常に増えてきましたね。自主的にICTに関連する資格勉強等をしている学生もいるので、業界全体が盛り上がっている印象を受けました。
また、地域や職種を限定した採用への学生の関心の高まりも感じています。
実は、私たちNTT東日本の地域グループ会社が新卒採用を始めてまだ4年目です。もともとはNTT東日本という私たちの親会社で採用をし、地域グループ会社へ出向している仕組みでした。
しかし、よりお客さまに密着し、長くその地域に寄り添い働く社員を増やしていくために、地域グループ会社での採用を開始したのですが、学生側からも「自分が育った地元に貢献したい」という声をよく聞くようになりました。
確かに、採用形態を細分化することで、地元で働きたいなどの配属希望が叶いやすくなりますね!
2019新卒や2020新卒採用は、私たち地域会社での活動も軌道に乗り、学生の皆さんに認知されるようになりました。そのため、2021新卒採用より新たな取組みを増やしていく予定です。
具体的に、どのような施策を打ち出す予定でしょうか?
まずは、インターンシップです。
今までは合同企業説明会や学校説明会で弊社を知ってもらうことが多かったですが、学生さんに弊社までお越しいただき、実際にコンサルティング営業やSEの業務体験や社内の若手社員と話をして雰囲気を感じていただけるような活動を増やす予定です。
インターンシップはいつ頃から実施予定ですか?
インターンシップは冬(2019年度)に行う予定でいます。また、全ての地域グループ会社で実施予定です。コンサルティング営業やSEの業務を実際に体験していただく内容となっています。
予定されている期間は具体的にありますか?
時期が冬なので1dayが多いですが、開催する会社によっては5daysも実施しています。
そうなんですね!新しくインターンシップを実施するということで楽しみですね!
文系の学生が懸念する点だと思いますが、全く専門的な知識が無くても応募は可能でしょうか?また、入社後のフォロー体制などはありますか?
文系の学生さんでも全く心配ありませんよ。ちなみに、応募者数だと文系の方が多いくらいです。
入社後には約1ヶ月間、集合研修がありますし、その後も多くの研修が用意されています。また、約190コースある通信教育やeラーニングで学ぶこともできます。このように、研修制度は整っていますので、学ぶ意欲さえあれば問題ありません。
御社で自立して一人前に業務をこなせるまでに、どのくらいの期間がかかるものなのでしょうか?
上司の方針にもよりますが、初期配属後、すぐに自分のお客さまを担当し、一人でお客さま先に出向くこともありますね。
成長の度合いも個々に違うので一概には言えませんが、2年目くらいからトップの売上を上げる社員もいますよ!
なるほど、研修やOJTを通じて2年目から活躍することもできるんですね!
初期配属がコンサルティング営業になる場合やSEになる場合があるとお聞きしましたが、その後もう片方の職種に異動することはないですか?
コンサルティング営業とSEは、役割の違いはありますが、実質一体の業務です。そのため、社員の成長のためにこの2職種を相互に経験する可能性はあります。
ただ、前提としては弊社の方針は「その分野のプロフェッショナルになる」です。その為、応募時点で職種をある程度絞っているので、是非その分野でのプロフェッショナルを目指して頂きたいですね。
プロフェッショナルとは具体的にどのようなイメージになりますか?
難しい質問ですね(笑)
弊社は課題解決営業を軸に業務を遂行してもらいますが、お客さまからの要望に応えるだけでは不十分だと考えています。
各々で学んだICTに関する専門的な知識を駆使して、お客さまの見えない課題を率先して見つけて解決に導くことが、弊社で考えているプロフェッショナルです。
お客さまのことを考え、一歩、二歩先に進んだ提案が出来て初めて、プロフェッショナルになることができるんですね!
御社に入社して、楽しいと感じたことや良かったと感じたことなどを教えて下さい。
担当している会社の成長が実感できたことですね。
とある時期、私は中小企業のお客さまを担当していました。
当時、従業員が10名程度の会社に対し、ICTを活用した業務効率化やコスト削減など、色々な提案を致しました。その結果、事業が大きくなり、拠点が増え、従業員が数十名になり…
会社の規模が拡大する過程を実感できたことは、大変なやりがいでした。また、お客さまが中小企業の場合、経営者と商談をすることが多いのですが、「鎌田くんが言うならそのサービス導入するよ。」と言ってもらえた瞬間はとてもやりがいを感じました。
私の場合は、一般企業ではなくて地方自治体のお客さまを担当していました。
自治体に納入するシステムは、地域の住民の方を支えるために利用されます。自分の仕事がその地域の方々に役立っている実感を得られることは大きなモチベーションになりました。市役所で自分が納入したシステムを見た時は、とても嬉しかったです(笑)
相手先が一般企業の場合と地方自治体の場合とでは感じることが全然違いますね!
基本的にプライベートはどのように過ごすことが多いですか?
ワークライフバランスで言うと弊社は最強の会社だと思います(笑)
有給休暇については、毎年20日間が付与されます。各社の消化率は100%に近い数字となっています。それに加えて、夏期休暇等もあるのでメリハリがつけやすいですね。この前、鎌田は新婚旅行で長期休暇を取っていました(笑)
はい、二週間弱お休みをいただいていました(笑)
有給休暇をきちんと取得する風土が職場に定着しているので、社員が有休で不在の際には、みんなでサポートしながら助け合う精神で、各々業務を遂行していますね。
女性も働きやすい環境だと思います。出産後の育児休職はお子さんが3歳になるまで取得できますし、復帰後には、お子さんが小学3年生になるまで短時間勤務を選択することもできます。
また、これは女性に限ったことではありませんが、在宅勤務制度もありますので、お子さんの学校の面談で1時間だけ用があるといった場合には、在宅勤務と1時間単位で取得可能な時間休を組み合わせて対応するなど、効率的な働き方ができるようになっています。
他にも、親会社である「NTT東日本」にはスポーツチームがあり、野球、バドミントン、ボートといったスポーツで活躍しています。大会がある際には私たち地域会社の社員も応援に行きます。NTT東日本グループ全体の一体感も感じられてとても楽しいですね。
また、私たち地域会社は、地域と密着している会社なので、地元のお祭りやイベントにも積極的に参加しています。例えば、都内ですと高円寺の阿波踊りや浅草の三社祭り、上野のさんさ祭りなどに参加することで、地域の方たちとの交流も楽しみながら、地域活性化にも取り組んでいます。
話を聞くと、御社の働きやすさのイメージがどんどん湧いてきますね!
また、地域のイベントや祭りに参加するって、本当に地域密着型の企業だから出来ることですよね!やはり地域との交流は必要だと感じますか?
必要というよりは、とても重要なことだと考えています。地域会社が事業を行う上で、地域の皆さまのご協力は必要不可欠ですからね!
▲東京高円寺阿波踊りに「でんわ連」で参加しています!
ところで、御社ではどのような社員が活躍されていますか?
活躍している人の特徴は、前向きで地域に貢献したいという想いをもっている人、通信やICT技術に興味を持って仕事をしたいという人ですね。
また、新しい物事にチャレンジ精神を持って取り組んでいる方も多いですよ!チャレンジしたい方をサポートする体制も整っています。
そのサポートとは具体的にどのようなものでしょうか。
いくつか例を挙げます。
1つは、各支店の営業やSEに向けた支援組織があることです。サービスの機能や設定がわからない際、現場の社員の相談役になってくれる電話サポートの窓口がある他、本社に支店支援部隊もあり、経験豊富な社員から戦略策定に役立つ情報の提供や、提案方法・サービス選定に関わるアドバイスを受けることができます。
2つ目は、自身が得意とするサービスを持っている社員が他の社員の先生役としてサポートする取り組みがあります。特に新しいサービスでは若手の方がこの役を担うことが多いので、若手社員が職場で頼りにされている場面を目にします。
また、表彰制度が設定されていたり、社内HPに優良事例が蓄積されている等の取り組みもサポート体制の一つだと考えています。
職場で若手が新しいことにチャレンジすると、ベテランの社員も積極的に支援してくれます。若手には様々なチャンスが転がっている環境だと思いますよ!
なるほど…サポート体制がとても充実していますね!
御社の他社に負けないアピールポイントを教えて下さい。
弊社は長くからお客さまとの信頼関係を築いてきたので、地元での安心感や知名度は大きな強みですね。
NTT東日本グループは、光回線だけで1200万の契約を持っています。私たち地域会社が活動をするにあたり、このような圧倒的な顧客基盤に基づくアプローチが可能な点は、弊社の強みかと思います。
『安心感』『知名度』『顧客基盤』この3つですね!
最後に、学生に向けてのメッセージをお願いします。
弊社は、地域に密着し地域に貢献できることが魅力の会社です。地域のICT環境を自らの手で変えていき、お客さまと自分が成長していくことで、社会に貢献できる。それが弊社のやりがいです。
「地域のため、お客さまのために」私たちとともにチャレンジしたい学生をお待ちしています!
長尾さん、鎌田さん、お時間を頂きまして本当にありがとうございました!
NTT東日本 地域グループ会社様のウェブサイトは以下からアクセス!
東京都港区港南一丁目9番1号
●NTT東日本-関信越
埼玉県さいたま市浦和区常盤5-8-17
●NTT東日本-東北
宮城県仙台市若林区五橋3-2-1
●NTT東日本-北海道
北海道札幌市中央区大通西14丁目7
この記事の関連企業情報
NTT東日本 地域グループ会社 |
---|
記事公開日:2019/12/26