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兼松株式会社│総合商社・兼松が社内教育を強化。自分のチカラを世界で試すチャンスが、ここにある。

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JM(JobManga)編集部の「まつじゅん」ことマツモトジュンヤです。
本日は兼松株式会社の森さん、松原さんにお話を聞いてきました!

*プロフィール*
◆兼松株式会社 人事総務部 人材開発課 課長 森 俊成(写真左)
1991年兼松株式会社に新卒入社。入社以来営業に従事し、台北・ロンドンで駐在を経験。3年間企画部で全社案件に関わった後、昨年7月に人事総務部人材開発課に異動となり、課長というポジションのもと活躍。

◆兼松株式会社 人事総務部 人材開発課 松原 俊介(写真右)
2018年兼松株式会社に新卒入社。入社後、現在に至るまで人事総務部人材開発課で新卒採用・研修に従事。

本日はどうぞよろしくお願いします!
御社は業界としては総合商社という枠組みに入ると思いますが、他の総合商社とはどのように違うのでしょうか。

弊社の特徴を挙げるとすれば、大きく2つですね。
一つは、兼松は“事業創造集団”であるということ。
一つは、兼松は“少数精鋭”であるということ。

なかなか興味深いですね…!もう少し詳しく教えてください!

まず、“事業創造集団”についてですが、その名の通り、弊社はどんどん新しく事業を創り上げていく会社であるということです。
世界中には色々なお客様がいて、色々なニーズがあります。それぞれのニーズに応えるためには、そこに合わせた事業が必要になってきます。弊社はそのようなニーズに応えるべくして、事業を創造していこう、という風に考えています。

確かに世界に目を向けると、各地域で文化や特色が異なるので、ニーズはもちろん変わってきますよね!世界を相手にビジネスを行なっている御社だからこその考えですね!
2点目の“少数精鋭”というのはどういうことでしょうか。

商社のビジネスモデルでは、基本的に対社外との取引が多く、個人の能力に依存してしまうことが多いです。「〇〇さんだからお願いしたい!」と言われるように。であれば、個人の能力はどうしても求められてきます。
また、兼松は他の総合商社と比べると人数は少ない方なので、一人あたりが担当する仕事の規模というのも大きくなってきます。よく社内では「一人あたり5億円の売上の仕事を請け負っている」と認識していますね。

一人あたり5億円相当の仕事ですか…!
責任感は相当重そうですが、「自立してどんどん挑戦したい!」という人にとっては相当やりがいのある仕事ですね!

お二人はなぜ新卒で兼松株式会社を選択されたのでしょうか。

私が就活していた時はちょうどバブルの時期と重なっていましたから、就活はかなりの売り手市場でしたね。ただそれでも、当時九大商社と呼ばれていた総合商社に入るのは難しいものでした。
私は大学で英語を選考していましたので、そのまま英語の能力を活かせる業界に入りたいと考えていて、「英語を使うと言えば商社」の時代でしたので自然と商社を見ていましたね。その中で兼松から内定を頂き入社を決めましたね。

なるほど…
時代背景が今とは異なるので、とても新鮮なお話ですね!
松原さんはどのような理由で兼松株式会社に入社を決めたのですか。

就活で最終的に大切にしていたことは、「主人公」「自由」というキーワードでした。
2つのキーワードをざっくりと説明すると、大きな会社の小さな歯車ではなく、自分が「主人公」となって働ける環境、そして若手の内から様々なことに「自由」にトライさせてもらえる環境や若手の意見を積極的に取り入れてくれる環境です。
また、私は学生時代にドイツに留学していた経験がありまして、将来ドイツで仕事をする機会が得られることも望んでいました。
就活時代には最終的にメーカーと商社で悩んでいたのですが、以上の要素を考慮して商社、そして自由度が高いと感じた兼松に入社を決めました。

就活の軸を具体的にお持ちだったのですね!松原さんの体験談は自分の軸で悩んでいる学生にとって何かヒントになるかもしれませんね!

続いて、御社に入社した後、どのようなキャリアパスになっているのかお聞かせください。

弊社には、大きく5つの営業部門があります。
「電子・デバイス」「食品」「食糧」「鉄鋼・素材・プラント」「車両・航空」の5つです。職能部門を含めたこれらの部署に入社後所属していただき、その部門のプロを目指して頂きます。
以前は異動は少なかったですが、最近は個人のキャリアプランに応じて、職能部門に社内出向するなど、経営スキルを学ぶチャンスも提供しております。

そうなんですね!
海外赴任の機会はいつ頃からあるのでしょうか。

もちろん人によりますが、早い人で入社後4年とかですね。遅い人で10年程経ってから、というケースもあります。そのため、海外赴任には大体5年くらい経ってから、という風によく伝えていますね。
また5年目以内の社員を対象に若手海外実習制度を用い、半年程度の海外実習も実施し、海外で働くチャンスを提供しています。

そうすると20代半ばから30代頭で、それだけ大きな仕事を請ける機会があるということですよね。
海外で働きたい人、大きな仕事をしたい人にとってはワクワクしますよね!

ちなみに研修制度というところで、兼松は社内に大学を設けています。「兼松ユニバーシティ」というものです。全広域社員が10年後に経営者として活躍できるスキルを身に着けることが狙いです。「カリキュラムがあって、ここからここまでの単位を3年以内に取得してね」という風な仕組みになっておりまして、私も今自分のスケジュールに合わせて講座を受けています。(笑)
実は社長の谷川が2017年に就任してから、より教育にチカラを入れるようになったんですよ。

社内大学制度とはまた面白い取り組みですね…!
それに谷川代表が社長に着任されてからの社内改革のスピード感がとても早いですね!商社というと、就活において花形のようなイメージを持っているのですが、御社はどのような学生を求めているのでしょうか。

会社としては以下のようにお伝えしています。

1.やり遂げる意欲を持つ者
2.優れた人格を持つ者
3.旺盛な冒険心を持つ者
4.革新的な思考を持つ者
(詳しくはこちら

こういった人材を求めていますね。

松原さんご自身としては、どのような方と一緒に仕事をしたいと思いますか。

そうですね…
商社は常にお客様に様々な価値を提供しながら、共にビジネスを作っていく仕事になります。社員は常に前向きにより良い情報やより良い価値を提供する為に汗をかくことが求められます。
そのため、思考力の優れた方・主体性を持った方・熱意のある方と一緒に働き、兼松をより良い会社にしていきたいと考えています。

なるほど、商社パーソンになる為に必要なことが少しでも分かった気がしてきました!

なので選考の際には、学生時代に取り組んでいたことの内容でなく、そこに懸けた思いや得た学びをよく見ています。取り組んできた内容は部活でも留学でも何でもいいので、選考の際にはぜひ中身を伝えてほしいですね!

キーワードは“中身を伝えること”ですね!
次に、社内の雰囲気やどんな人が働いているのか、社風を教えてください!

ひと昔前の商社は、「上司の背中を見て学べ」というような風潮が強かったと聞きますが、今では全くそんなことはないですね。
兼松の場合、役職が付いている上司に対しても役職名は付けずに○○さんと呼ぶようにしています。

そうなんですね!
私はもっと厳格な雰囲気とばかりに思っていたのですが、全然そのようなことはありませんね。(笑)
最後に、就活生に向けてメッセージをお願いします!

兼松は、「海外での仕事経験を積みたい人」「若手から大きい仕事を任されたい人」にとって楽しめる会社ですので、そのような学生さんにぜひ来ていただきたい。
そして、みなさん、大切なこの就活時期を過ごされている最中だと思いますが、様々な企業の話を聞いていく中で、その中の一つに兼松を選んでいただけると幸いです。


森さん、松原さん、お時間を頂きまして本当にありがとうございました!
兼松様のウェブサイトは以下からアクセス!

この記事の関連企業情報

兼松株式会社
本社 東京都港区芝浦1-2-1 シーバンスN館
URL https://www.kanenavi.jp/

記事公開日:2019/12/18
最終更新日:2019/12/16

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