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リーフラス株式会社│スポーツが持つ力を活かして、社会から必要とされるビジネスを。

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JM(JobManga)編集部の「まつじゅん」ことマツモトジュンヤです。
今回は全国で展開しているスポーツ・ソーシャルビジネス企業であるリーフラスの田中さんと白井さんにお話を聞いてきました!

◆ソーシャルアクション統括本部 神奈川支店 副支店長 田中 岳 さん(写真右)
2011年に中途で入社。インストラクター、リーダーを経て、現在は副支店長を務める。
◆白井 さん(写真左)
2019年に新卒で入社。現在はインストラクターとして勤務。

 

はじめに/会社概要と企業理念

本日はよろしくお願いします!
早速ですが、御社はどのような会社なんですか?

当社はビジネスを通じて社会貢献に努める会社です。
そのキーワードはずばり、「スポーツ×教育」で、子供向けスポーツスクールの運営をメイン事業としています。

スポーツを通して社会貢献を行う会社なんですね!面白いですね!

ありがとうございます(笑)。
他にも、会員様を対象に合宿やイベントなどを行ったり、小学校や中学校の部活動や体育の授業の支援をしたりしています。

部活や授業の受託もされているんですか…!
御社の企業理念「スポーツを変え、デザインする。」には、どのような想いが込められているのでしょうか?

一言で言うと、スポーツを本来あるべき姿に戻したい、ですね。
スポーツというのは元々、運動ができる人々だけのものではありません。立って歩けるようになれば、それはもう「スポーツができる」資格を有していることになりますし、ご年配の方や車椅子の方もスポーツはできます。勝つことに重きを置く「勝利至上主義」ではなく、誰しもが楽しめることこそ、スポーツの醍醐味だと思います。
また、スポーツを通して、思いやり、継続力など、心の成長、いわゆる非認知能力が育つことが、スポーツ本来の役割であると思いますね。

たしかに、スポーツは勝つことが全てではないですよね!
授業として教育にもスポーツってありますし…。

弊社は学校教育におけるスポーツも変えたいと思っています。
とある学校では、部活動や授業で、自分の専門外のスポーツの指導を任されることがあるそうです。それって、他の業務も兼務している教員にとっては大変負荷のかかることだと思うんですよね。
ですから、外部のコーチに指導を委託する形態をもっと推し進めていきたいと考えています。 何より子供たちにプラスになると思います。

教員の働き方の改善にも貢献していきたい、と考えていらっしゃるんですね!とても素晴らしい考えだと思います!
田中さんは、企業理念を叶えるために、どのような取り組みをされたことがありますか?

エピソードを1つ紹介させてください。

昔、私は野球をやっていたのでとてもわかるんですが、夏の炎天下で野球をすると、とっても辛いんですよね。長ズボン着用なので。炎天下の中で長ズボン着用で野球をすることは、熱中症のリスクが高まります。

何とかそのリスクを取り除けないかと考え、提案したのが、長ズボンを廃止してハーフパンツを導入することでした。最初は野球の常識から外れる事であったり、ケガ防止の観点から疑問の声も上がりましたが、重篤な熱中症から子供を守りたいと提案した結果、昨年度導入に踏み切ることができました。

現在では、神奈川・埼玉・千葉での着用率80%を達成し、ビジネスとしてもスポーツ現場の改革としても達成感のある取り組みでした。

まさに、お客様が必要なものを作って販売するという、ビジネス本来の事例ですね!

 

人物/入社のきっかけ

田中さんの入社のきっかけを教えてください!

私は中途採用で当社に入社しました。大学時代、野球スクールのアルバイトをしていまして、元々、指導者になりたいという夢がありました。前職からの転職を考えていた時、当社の中途採用がスタートし、その夢を叶えられるかもと思い応募することにしました。

夢とタイミングがちょうどよかったんですね!
田中さんがこれまでどのようなキャリアを積んできたのか、お聞かせください。

最初はインストラクターを務めました。スクールの運営をしていくことが最初の仕事でしたね。しばらくして、入社一年半でリーダーという役職が与えられて、そこからは自分の班の若手社員の育成や、野球部門の責任者としての業務を務めてきました。

自分の得意な種目がそのまま所属部門になるのは面白いですね!
白井さんの入社の理由は何だったのでしょうか?

私は元々教員を目指していたのですが、進路に悩んだ時期があったんですね。その時、子供たちに、スポーツを通して「楽しい」「嬉しい」ということを伝えたいと思うようになりました。
そこで当社を見つけ、非認知能力(=数値で表せない能力)を重視した会社だと知り、自分に合っていると思ったので当社を受けることにしました。

教員志望からの進路変更について、ご家族に反対されなかったんですか?

親世代の中では、「学校教員=公務員=安定」という考えが一般的だったので、最初は反対されました。しかし、自分はこういうことがしたい!ということをしっかり伝えることで、納得してもらうことができました。今はとても応援してくれています。今までは敷かれたレールの上を走るだけの人生でしたが、仕事というのは一生やっていくものだと考えた時に、自分の好きな方に振り切ることができました。

 

社風/風通しのよい環境の秘訣

白井さんは入社して2年目とのことですが、御社で働いてみてどのように感じますか?

正直、入社当初は不安でした。女性社員が少数派ということが気になっていたので…。
しかし、入社してみると、皆さん優しい方ばかりでした。時折、本社から女性社員の方がいらっしゃったときなどは、私自身が女性ということもあって、積極的に声をかけてくださったり、先輩社員の皆様も手厚くサポートしていただけるおかげで、すぐに不安は解消し、今は一つも悩み事はありません!
新人ですので、もちろん分からないこともありますが、上司の方々が質問しやすい環境を作ってくださっており、相談した時もすぐに返答してくださるので、とても働きやすい環境だと思っております!

とても活き活きと楽しそうにお話しされますね…!(笑)
本当に働きやすい環境であることがよく伝わりました!
具体的に、働きやすさの秘訣は何だと思いますか?

こまめな連絡ですかね。私の所属先では点呼TELというルールがあって、一緒に働いている人たちとは毎日連絡を取っています。

例えば、リーダーとは一日の業務が終わったら連絡しています。そこで、「何か困ったことはなかったか」「不安点はないか」などのフォローアップがあり、その日のうちに悩みを解消するようにしています。

一年間、このように社員と連絡を継続し、信頼関係を築くことができたと思います。新入社員として不安があった時はとても心強かったです。

入社したばかりですと、わからないことや不安なことなどたくさん出てきますもんね。

実は、今のような制度は、実際に働いている社員の声を元に改善したためで、現場にあった働き方になっていると思います。「人のために」という想いを持って入社した社員が、子供や保護者様のためだけでなく、一緒に働く仲間のためにもという想いがあるからこそ、いい雰囲気が生まれているんだと思います。

働く人に合わせた取り組みが、働きやすさの鍵、ということですね!

 

求める人物像/「何をやりたいか」を明確に

続いて、御社が求める人物像を教えてください。

当社はボトムアップが基本的な考え方です。社員が「やりたい」ことを実現することが可能になります。
しかし、「やりたい」という発想があることと、それを実現できる実行力は全く異なります。0を1にしていくような、行動力のある方に来ていただきたいな、と思います。

私が思うのは、子供が好きな方に入社していただきたいな、と思います。結果を残す人は、人のために動くことができる人だと思います。「子供のために」「会員さんのために」「保護者様のために」「地域のために」働くことができる人が来てくれれば、一緒に楽しく働くことができるかな、と思います。

御社では子供たちと関わることが多いですからね!子供好きは必須ですね!
選考の際には、学生のどのような点に着目されているのでしょうか?

グループ面接の際に、必ず「リーフラスに入社したら何がしたいか」を聞いています。
すると、稀に「入社したらこのような新しいことをしたい!」ということや、「日本のスポーツのこういうところを変えたい!」と言う方がいらっしゃいます。やはり、そのような具体的な提案を聞くと「おっ」と思いますね。「スポーツを通じて子どもたちを笑顔にしたい」ということを言う方は多く、もちろん、それもとても大切なことですが、これはリーフラスに入社すればほぼ確実に実現できることです。
そうではなく、リーフラスに新しい可能性、そして価値を作り出そうとしている方を見ると、「いいな」と思いますね。

なるほど、未来を見据える姿勢はやはり魅力的ですよね!

 

ビジョン/やりがいと展開

白井さんが実際に働いてきた中で、やりがいを感じた出来事はなんですか?

自分が担当している子が、合宿に参加してくれた時のことですね。

その子は周りの子となかなか話すことができず、不登校になっていました。
合宿は通常のスクール以上に、仲間や先生と同じ時間を過ごすことになるので、恐る恐る参加を決めてくれたという感じでした。
しかし、合宿中にたくさんの人と関わることでその苦手意識を克服して、帰宅後はお母さんに楽しかった思い出を次々と話したそうです。
合宿での変化をきっかけに、その子はフリースクールに通うことができるようになって、私は初めて自分が子供の役に立つことができているんだなと実感できました。その子に一歩踏み出すきっかけを与えられたんだから、自分の指導法は間違っていないんだ、と思うこともできました。

すごくいい話ですね!子供も親御さんも幸せにできる、心温まるビジネスの形ですね!
今後、御社ではどのような事業展開をされていくのでしょうか?

基本的に、スポーツを軸とした事業であることに変わりはないと思います。
まずは日本中に我々のスクールを展開していくこと。そのうえで今教育現場で問題となっている部活動の支援を通して、教員の働く環境改善につなげ、結果的に子供たちがスポーツを楽しめるようにしていきたいです。

スポーツを軸に教育を巻き込んで、世の中をよくしていく…。そして子供たちが楽しくスポーツできる世の中をつくる…。大変素敵な考えですね!ぜひ、そんな世の中が実現してほしいなと思います!

 

学生に向けて一言

最後に、学生に向けて一言よろしくお願いします!

就活生の皆さんにとって、一緒に働きたいと思える人がいて、いい環境で働くことができるということは絶対条件だと思います。当社にはその環境があります。そして、自分のやりたいことができることが当社の魅力です。人のために働きたい人チャレンジしたい人を待っています!

スポーツとビジネス、この二つをしっかり結びつけられる人に来ていただきたいです!ビジネス思考が無くては、会社は存続できませんからね。弊社は、自分で自分の活躍するフィールドを作ることのできる会社ですので、ぜひチャレンジして欲しいです!


田中さん、白井さん、お時間を頂きまして本当にありがとうございました!
リーフラス様のウェブサイトは以下からアクセス!

この記事の関連企業情報

リーフラス株式会社
本社 東京都港区愛宕2-5-1愛宕グリーンヒルズMORIタワー27F
URL https://leifras.co.jp/

記事公開日:2020/03/26
最終更新日:2020/03/23

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