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株式会社駿河生産プラットフォーム│小さな部品が支える世界の「裏方」

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JM(JobManga)編集部の「まつじゅん」ことマツモトジュンヤです。
今回は精密機械部品を製造・販売している株式会社ミスミのグループ企業である、駿河生産プラットフォームの和田さんと渡邊さんにお話を聞いてきました!

◆人材総務室 採用研修ユニット 和田 真琴
2011年、四年制大学の文系学科を卒業後、新卒で入社。OST(光関連の機器)の品質保証の部署や、秘書職を経験したのち、現在の新卒採用担当となる。
◆商品開発部 商品開発ユニット 渡邊 未来(上写真)
2018年、四年制大学の情報学部を卒業後、新卒で入社。半年間、現場での研修を行った後、現在の部署に異動し、社内生産向けの検査装置の開発に携わっている。

 

はじめに/駿河生産プラットフォームって、どんな会社?

和田さん、渡邊さん、今日はよろしくお願いします!
御社には三つの部門があるとお聞きしましたが、ずばり、それぞれ一言で解説してください!

まず、簡単に言うと、当社は様々な生産設備に用いられる機械部品を作っている会社です。そのなかで、部署が大きく三つに分かれています。
まずは、ファクトリー・オートメーション(FA)と呼ばれている、「自動化部品関連事業」という部署があります。
次に、「光関連機器関連事業」という、カメラのレンズの組立工程など高精度の位置制御が求められる場面で使用される機器などを扱っている部署があります。少し分かりづらいですね(笑)。
最後に、「精密金型部品関連事業」と呼ばれる金型に使用される精密部品を扱っている部署があります。
入社後は半年間の新卒研修の中で、三つの部署の製造現場をそれぞれ二ヶ月ずつ経験していただきます。部署ごとの雰囲気を実際に体験することで、本配属のマッチ度を高めることに役立てています。

経験をもとに部署とのマッチングを行うから、みなさんイキイキと働くことができるというわけですね!

▲駿河生産プラットフォームで取り扱う製品

 

社風/若いパワーを活かせる環境

お二人は入社前と後で御社に対するイメージのギャップはありましたか?

私が一番思うことは、「意外と若い人が活躍している」ということですね。製造業って、なんとなく、ベテランの方に権限が強いようなイメージだったんですけど、実際は新卒でも大きな仕事を任されたり、海外の拠点に若い方が出張に行かせてもらっていたり、ということをよく見かけます。実際に今では、私も入社二年目ですが、大きなプロジェクトに関わらせていただいています。

何かしらのプロジェクトを行う際に、グループが大体10人程度で構成されており、少人数での仕事になるので、若い方は大きな戦力となるんですよね。
また、私が思ったことは、少人数であるため「上司との距離がとても近い」ことも意外でしたね。このことも若い方の挑戦を後押ししていると思います。

若い方が安心して提案や挑戦ができる環境が整っているというわけですね!確かに風通しが良くフレッシュな感じがしますね!
和田さんは文系だと伺いましたが、どうして技術職である御社に入社しようと思ったんですか?

当社の製品は、車やスマートフォンなど様々なメーカーの製造設備に組み込まれており、いろいろな業界に関わることができる点に魅力を感じました。私が入社する頃までは理系の技術職採用しか行われていなかったのですが、現在では管理部門の職種などで文系も幅広く採用を行っています。

いろんな製品に関わることができるというのは誇りになるし、やりがいになりますよね!

はい。当社では、半年間、現場研修の期間がありますが、その際に製品が完成して出荷されるまでの工程に携わることができますので、文理問わず製品を身近に感じることができます。

▲新卒生による研修成果発表会

 

魅力/手厚いフォロー&サポート

御社で特徴的な福利厚生はどんなものがありますか?

福利厚生の面では、本社が静岡にあることから、家賃補助のサポートがあります。県外から来られた新入社員には、最初の三年間、毎月70,000円の補助が保障されているんですよ。

70,000円!?かなりの好待遇ですね(笑)。

そうなんですよ(笑)。新しい場所で暮らすことに不安を抱えている人でも、この補助のおかげで安心して暮らせるという方は多いですね。

また、福利厚生とは別に、早い方では入社二年目というとても若いうちから海外出張を経験できることは当社の魅力の1つだと思います。私も、プロジェクトの一環でタイの工場に行ったことがあります。どの部署でもその機会はあるのですが、特に技術職の方は、現地工場のライン立ち上げや設備の保全のために海外に出張される方が多いです。
ちなみに、語学が堪能で通訳のできる現地社員がいますので、技術的な打ち合わせに語学の壁が立ちはだかることはありません!

家賃補助の額にも圧倒されましたが、海外出張のチャンスも多く恵まれているんですね!しかも語学の壁を気にする必要はないんですか…!さすがです(笑)。
いくつか御社の魅力をお聞きしましたが、渡邊さんは御社のどのような点に魅力を感じて入社を決めたんですか?

私は学生時代、ずっと情報学部で学んでいて、自分がメーカーに関わるとは思っていませんでした。
しかし、お話を聞いているうちに、多くの企業様が行われている工場の自動化に当社が関わっているということを知り、感動しました。
また、入社前に、人事の方や技術職の方が、「私」の活かし方を提案してくださったことも理由の一つです。入社前の私の不安へのフォローが手厚かったことが魅力的でしたね。

なるほど…!その会社が安心できるかどうか、これは大事なポイントですよね!
和田さんは、御社の魅力について学生からどのような声をよく聞きますか?

「一つの会社にいながら、製造業のあらゆる分野に関わることができる」という理由を多く聞きますね。
また、学生の頃にミスミグループの製品を利用したことがあったという理由から、「ミスミグループのメーカー部門を選択肢に入れてみよう」と思ったという声も多いです。
他にも、「世界の製造業を裏方で支えています」という当社のキャッチコピーを見て、「裏方としての働き方にチャレンジしてみよう」と思って応募してくる学生さんもいますね。

「世界の製造業を裏方で支えています」ってとてもかっこいいフレーズですね!みなさん、それを誇りに仕事に取り組んでいる訳ですね!

 

やりがい/活躍する「私」へ

渡邊さんが本配属されてからの1年半の間で、一番やりがいを感じた仕事はどのようなものでしたか?

本配属から三ヶ月頃に、同じ部署の人のためにあるアプリを作った時ですかね。アプリ自体は、部署内で製作した測長器に、測定結果の表示や処理をする機能を付けるというとてもシンプルなものでした。
しかし、直接同じ部署の人から使用感などの意見をもらい、改善を重ねていくうちに、「この業務が、これから自分の行っていく仕事の縮図なんだ!」と感じました。その時は同じ部署の人からの感謝の声でしたが、このアプリ開発の経験を踏まえて、「今後の仕事の規模はこれからどんどん大きくなっていくんだな」と実感し、覚悟と自覚が生まれた瞬間でしたね。

なるほど!
和田さんはどのようなやりがいを感じていますか?

私は、様々な部署で働いてきた中で、現在の新卒採用の業務にやりがいを感じます。自分が採用した社員たちが、その後活き活きと働いているところを見ると、新卒採用冥利に尽きるというものです!

人事としては、それは嬉しいでしょうね…!
続いて、御社で他社とは異なるアピールポイントはどのようなことがありますか?

一番は「高品質・低コスト・確実短納期(QCTモデル)」ですね。従来のように注文を受けた順番に制作をしていくと、どうしても時間がかかってしまいます。
そこで、「平準化生産」の仕組みを構築することで、このQCTモデルを確立し、働く側にもあまり負担のかからないように整えています。

それはミスミグループだからこそできることですよね!
続いて、御社のキャリアパスについて教えてください!

基本的に、配属された部署でキャリアを積み重ねていくというスタイルです。つまり、スペシャリストを目指していただきます。

 

求める人物像/モノづくりが好きな人が輝く場所

御社ではどんな学生を求めていますか?

ミスミグループとしては、「自ら取りに行く姿勢を持っている人」を求めています。
一方で、当社はメーカーですので、「モノづくりが好きな人かどうか」という部分をとても大切にしています。
ミスミグループの中で、「#時間戦略」というメッセージを掲げていますが、短い時間でどれだけいいモノをつくるかという部分を含め、会社全体で改善活動を行っていますので、「常に新しい視点で物事を見ることができる人」という部分も重要視しています。

「モノづくりが好きかどうか」は仕事にダイレクトに繋がる部分なので大事な要素ですよね!

▲忘年会の様子(2018年)

 

学生に向けて一言

最後に、学生に一言お願いします!

世界を支えている会社が必ずしも名が知れているとは限りません。就職活動では、ぜひ知名度に縛られず、様々な企業を見て自分に合った企業を見つけて欲しいです。


和田さん、渡邊さん、お時間を頂きまして本当にありがとうございました!
駿河生産プラットフォーム様のウェブサイトは以下からアクセス!

この記事の関連企業情報

株式会社駿河生産プラットフォーム
本社 静岡県静岡市清水区七ツ新屋505番地
URL https://www.suruga-g.co.jp/

記事公開日:2020/03/24
最終更新日:2020/03/23

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