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JR東海│Dear Japan 日本の大動脈と社会基盤の発展に貢献する

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JM(JobManga)編集部の「まつじゅん」ことマツモトジュンヤです。
今回は、東京〜大阪間を東海道新幹線で結ぶ大規模な鉄道会社、JR東海の採用担当の小池さんと稲永さんにお話を聞いてきました!

◆人事部 人事課 小池 奏里
2016年に総合職事務系統として新卒で入社。1年半の現場研修(車掌・駅係員)を経た後、関西支社にて総務課に所属し法務・渉外業務を担当。1年後、人事部採用係に異動し、現在はインターンシップ全般を中心にして採用活動に従事する。
◆人事部 人事課 稲永 萌黄
2019年にアソシエイト職として新卒で入社。3ヶ月間の駅現場研修を経た後、人事部採用係に配属。現在は会社説明会対応・内定者の入社フォローなどを中心に採用活動・人事業務に従事する。

 

はじめに/入社のきっかけと志望動機

小池さん、稲永さん、本日はよろしくお願いいたします!
まず、お二人はなぜ御社に入社しようと思ったのか、その理由をお聞かせください!

私は「日本をよりよくしたい」と考えながら就職活動をしていました。
就活中、初めて当社のリニア事業の話を聞いたとき、その気概と熱い使命感に感銘を受けたんです。この会社は、民間企業でありながら日本を背負っている、“唯一無二の使命”を持っている会社だと感じました。そして、もしもこの先、仕事でつらい時があったとしても、この会社なら、自分の使命・働く意味を見失わずに働ける、と感じました。
それが、当社に入社したいと思った理由です。

私は就活の軸を3つ持っていました。

1. 多くの人の日常に不可欠な企業
これは、“その会社にしか提供できないモノ”を通じて、人々の生活に寄り添い、支えたいと考えていました。”自分(自分の会社)にしかできない”ってわくわくしませんか?(笑)

2. 国内外のポジティブな成長に目を向けている企業
今までと同じ事業を続けるだけでは、私は物足りなさを感じてしまうので、挑戦を続ける環境のもとで働きたいと考えていました。私にとってJR東海の海外展開プロジェクトは海外での新たな生活スタイルを生む、ダイナミックで魅力的な事業でした。

3. いきいきしている社員が集まる企業
どんな局面でも、いきいきとした人とする仕事って楽しいですよね。
そしていきいきと働けるのは、その仕事・会社に誇りをもてるからこそだと思います。日本を背負っているという自負があるJR東海の社員はみんな本当に楽しそうに仕事しています!

この3つの軸にバチッと当てはまったのが当社であり、入社したいと思いましたね。

なるほど…!お二人とも素敵な志望理由ですね!

 

事業概要/3つの柱と2つの挑戦

御社はどのような事業をされているのか、簡潔にお聞かせください!

当社の事業は主に3つに分類されます。
1つ目は、日本の大動脈輸送を担う「東海道新幹線
2つ目は、地域の生活を支える「在来線
3つ目は、鉄道との相乗効果を活かした幅広い「関連事業

これらは全て、「日本の大動脈と社会基盤の発展に貢献する」という経営理念、すなわち当社の最大の「使命」に基づいた事業になります。

確かに、使命に基づいた事業になっていますね!やはり新幹線というと唯一無二のサービスですし、社会に与える影響もかなり大きいですよね!
今後御社として、新たな事業を展開する予定はありますか?

あります!
当社は、超電導リニアによる中央新幹線計画高速鉄道システムの海外展開など、次の日本を創るプロジェクトに取り組んでいます。
もちろん、こういった事業も当社の使命に沿って推し進めているものになります。

リニア事業については何となくわかるのですが、海外展開することも「日本の大動脈の発展に貢献する」という御社の使命に関わっているのですか!?

そうなんです。それぞれについて説明させていただきますね。

1つ目のリニア中央新幹線についてですが、これは「ただ速く移動できる」ということを目的とした事業ではないんですよ。いま日本の大動脈輸送は、東海道新幹線が担っていますが、リニア中央新幹線をつくることで、東京~大阪を結ぶ「大動脈」を2本にすることができます。万が一、大災害等によって、どちらかを止めざるを得なくなってしまうようなことが起きた場合にも、大動脈輸送を途絶えさせない、つまり、日本の大動脈をより強く支えることに繋がるんです。
ちなみに、この「超電導リニア」というのは日本固有の技術で、実用化を進めているのは、世界でも当社だけなんですよ。

そうなんですか!確かに御社の使命に基づいていますね…!

2つ目の海外展開についてですが、こちらは現在アメリカに、リニアと新幹線を展開しようと取り組んでいます。こちらのプロジェクトも、実は、日本の大動脈としての役割を果たし続けることに繋がっているんですよ。

海外展開プロジェクトなのに、日本の大動脈を支えることに繋がっている、というのは、どういうことですか…?

例えば、新幹線車両を提供してくれているメーカーの立場に立ってみて、「中長期的に、日本国内で新たに敷設される高速鉄道路線はどの程度あるだろうか…」と考えてみてください。すると、今後、国内で新幹線車両の需要が大幅に増えることは考えにくい、ということが予想されるのではないかな、と思います。

確かに…。

これって、メーカーだけでなく当社としてもリスクを感じることなんです。車両メーカーの経営に余裕がなくなると、技術の向上に力をかけることが難しくなったり、コストが上がったりすること等が考えられるんですよね。
だからこそ、当社としては、メーカーにも引き続き発展していただくために、新たな“高速鉄道の市場”の拡大を目指して、海外に目を向けたんですよ。
ちなみに、日本の高速鉄道が安全で正確なのは、車両や設備等のハードだけではなく、運行管理や教育訓練等のソフトも含め、“トータルシステム”として日々運営しているからです。だからこそ、JR東海は、海外展開においても“トータルシステム”としての展開を目指し、メーカーや商社とともに、オールジャパンで取り組んでいるんですよ。

なるほど!!
海外展開に伴い国内のメーカーが発展することは、日本の大動脈を守ることに繋がる訳ですね。それはつまり、御社の使命を全うすることですもんね。全部聞いて深く納得しました!オールジャパンというのもかっこいいですね!

 

職種/3つの職種×5つの系統=幅広いキャリアの可能性



御社ではどのような職種があるのですか?

当社には、職種が3つあります。
総合職・プロフェッショナル職・アソシエイト職です。
総合職は、各部署で施策の企画・立案・推進を行い、マネジメントに携わっていきます。
プロフェッショナル職は、主に鉄道事業部門の第一線の現場で経験を積み、その後は管理部門や大規模建設工事等、それぞれに活躍の場を広げていきます。
アソシエイト職は、エリア限定でオフィス部門のスペシャリストとして、実務の中心を担っていきます。

なるほど。

また、当社では、3つの職種のほかに、働くフィールドが5つの専門分野に分かれています。「事務系統」「運輸系統」「車両・機械系統」「施設系統」「電気・システム系統」の5つです。
例えば、運輸系統では、駅・車掌・運転士として最前線でサービスを提供したり、輸送計画の策定や設備投資計画等の企画業務等に携わったりします。それぞれのフィールドによって、主とする業務の内容は異なりますが、各系統がチームワークを発揮しながら、事業を推し進めています!

同じ職種の中でも、事業の幅はとても広いですね!
御社では、入社後に部署間の異動は可能なんでしょうか?

可能です!
総合職では概ね2~3年おきに部署間を異動するジョブローテーション制度を採用しています。
プロフェッショナル職では、現場で十分に経験を積んだ後に、異動等でキャリアアップをしていきますし、アソシエイト職でも、総合職と比べると比較的長いスパンにはなりますが、主にオフィス部門において、ジョブローテーションを行っていきます。

どの職種でもキャリアの可能性が広がっているんですね!
キャリアの可能性が広がっている一方で、若手から挑戦できる環境は整っているのでしょうか?

よくお堅い会社と思われるので、意外かもしれませんが(笑)、入社1年目の私でも、挑戦できる環境があります!!
例えば、私は着任後2ヶ月で、一人で説明会の担当を任されて、「こんなに任せてもらえるんだ」と驚きましたね(笑)。小池さんも、インターンシップの年間計画から当日の運営までを主担当としてすべて行っているんですよ。

かなり裁量権を持って任されることもあるんですね!

一方で、例えば乗務員のように、現場の業務は安全が第一なので、やるべきことをやり抜く、ということが何よりも重要です。

しかし、求められる役割はそれだけではなく、職場に対し、業務の質や効率を向上させる提案を行ったり、“ワンステップ活動”といってチームで職場の課題解決に取り組んだり、若手のうちから、仕事を、そして職場をより良くするために積極的に頑張っています。ちなみに、評価の高い提案や活動をすると、社長から表彰されたり、全社的に発表する機会が得られるんですよ。
また、当社は研修制度や教育制度が大変充実しているのですが、本人の意欲や能力によっては、さらに、選抜型研修や、海外留学に挑戦することもできますよ!

そうなんですか!
自主的にしたことが評価されるというのは、やはり嬉しいものですよね。
挑戦できる環境があるというのもいいですね!

 

求める人物像/「使命」を理解することは大前提

御社で求めている社員はどのような人物像でしょうか?

当社としてはこういった方々に来ていただきたいです。

1. 使命を果たす『責任感』を持った人
当社の使命を理解し、その使命を実現しようと動ける人のことです。

2. チームワーク良く物事を進めることができる『協調性』のある人
鉄道は1人で動かせるものではなくて、いろんな人が関わって動かせるものです。
これはオフィスの仕事にも当てはまっていて、各自がそれぞれの役割を全うし、同じ目標を目指して協調していくことで、全体が前に進んでいくと考えています。

3. 自らの頭で考えて『主体的』に行動できる人
他人任せにせず、主体性をもって、自らがすべきことに目を向けて動くことができる人のことです。

 

社風/全社員がのびのび・いきいきと働くために

御社の社風についてお聞きしたいのですが、社内で社員同士の雰囲気はどのような雰囲気なんでしょうか?

例えば同期とは、新入社員研修で寝食を共にし、様々な課題に取り組んでいくため、とっても仲良くなります。それぞれの部署に配属になってからも、ともに励まし合い、支え合える心強い存在です。
様々なタイプの社員がいますが、全員が共通して、目指す夢・熱い使命感を持っているのが当社の強み。使命を共にする仲間だからこそ、上司部下の垣根を越え、チームワークを発揮しながら、前向きに仕事に取り組めていると思います!

上司部下の垣根を越えて協力できるのはいいことですね…!
続いて、働き方の面で工夫されていることはありますか?

当社では、オフィスではフレックスタイム制(コアタイム11:00~14:00)を導入しており、個人に合った柔軟な働き方を可能としています。
また、例えば育休も、3年間+小学校入学から半年間取得することができます。
他にも、介護や育児のために一度退職した場合でも、一定の条件を満たした場合に再雇用してもらえる、再雇用制度もあります。

男女問わず、様々なライフイベントがあるかと思いますが、そんな中でも、全社員がイキイキと、長く働くためのサポート体制が整っています。自分の部署にも育休を終えて復帰されたばかりの上司や、今年4月から育休に入る方がいて、自分の将来が描きやすいのはいいですね♪

 

学生に向けて一言

最後に、学生に向けて一言お願いします!

JR東海の取組みは多岐にわたるため、多彩な人材を必要としており、活躍のフィールドは大きく広がっています。
「これからのJR東海、ひいてはこれからの日本を自分たちの手で守り、創っていく。」
というような「使命感」と「熱意」を持っている方にぜひ入社してきてほしいと思います。

また、選考の際には、学生時代に何に打ち込んできて、どういう想いでそれに向き合ってきたのかをアピールして欲しいですね!
目標に向かって頑張れる方に入社してきてほしいと思います!


小池さん、稲永さん、お時間を頂きまして本当にありがとうございました!
JR東海様のウェブサイトは以下からアクセス!

この記事の関連企業情報

JR東海
本社 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 JRセントラルタワーズ
URL https://saiyo.jr-central.co.jp

記事公開日:2020/03/07
最終更新日:2020/03/13

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