JM(JobManga)編集部の「まつじゅん」ことマツモトジュンヤです。
今回は、ブライダルプロデュースの神野さんにお話を聞いてきました!
ブライダル業界大手が手掛ける「人生に寄り添うサービス」とはどのようなものなのでしょうか。
株式会社ブライダルプロデュース コーポレートマネジメント室 人財開発 神野 智樹
2016年に新卒で入社し、勤務4年目。入社1年目はバンケットディレクター(パーティーに関わる演出全体の責任者)を経験し、2年目はウエディングプランナーを務める。その後、3年目から本社人事部の採用担当となる。
神野さん、今日はよろしくお願いします!
神野さんはどうしてこの業界を選んだのでしょうか。
就活生の頃は、企業研究が楽しくて仕方ありませんでした。企業の合同説明会もほとんど出席していましたね。
ですが、「自分の心が躍るような、わくわくするところでないと働きたくない!」という想いがあり、そこで出会ったのがブライダル業界でした。人生の一大イベントである結婚式のお手伝いができるということで、「こんなに素敵な業界があるんだ」と思い、この道に進むことにしました。
今も楽しくお仕事していますか?
楽しいです!
ブライダルの仕事は、“結婚式当日のみ”というイメージを持たれがちですが、BP(ブライダルプロデュース)にはその後の人生に関わっていく事業やイベントも多く、今でもウエディングプランナー時代に担当したお客様と再会できる機会が沢山あります。お二人にお子様が生まれて、3人で会いに来てくださることもあり、結婚式のその後の人生にも寄り添える会社なんだな、と実感します。
また、事業が広い分、キャリアの可能性も多様に広がっている為、自身の成長にも繋がり、非常に楽しく感じています。
結婚式を入り口に、お客様の人生に長く寄り添っている会社なんですね!
具体的にはどのようなイベントを開催しているんですか?
例えば、「アニバーサリーディナー」というイベントがあります。これは、結婚記念日など大切な日に、お二人が挙式をされた会場にお招きし、結婚式当日の思い出の味を楽しんでいただけるイベントです。
また、冬には全OB・OGのお客様をご招待する大規模なクリスマスイベント、夏には地域で開催される花火大会に合わせて会場を貸切にする「HANABI NIGHT」というイベントなど、たくさん開催しています。
御社には、ウエディング事業以外にもさまざまな事業がありますが、実際どのくらい力を入れられているんですか?
現在、特に力を入れているのが、「フード事業」「ホテル事業」です。
フード事業では「トレンド空間の創造」をテーマに、ただ食を提供するのではなく、今までありそうでなかった“新たな楽しさ”を提供する様々なスタイルの店舗を展開しています。
一方ホテル事業では、1つひとつにコンセプトがあり、そこでしか味わえない過ごし方を提案する「コンセプトホテル」を展開しています。
他にも映像やフォト、インテリアなど、どの部門にも偏りなくしっかり力を入れています。
ウエディング以外にも魅力的な事業がたくさんありますね!
入社した際は、希望の部門に行くことはできますか?
大きくは「総合職」「専門職」の2つの部門で採用を行っており、このいずれかは選択ができます。
専門職は、例えば映像クリエイターやフォトグラファー等、専門的な知識が必要になる為、ご応募いただいた職種への配属が確定しています。
一方で、総合職は幅広いフィールドの中から配属先を決定していくため、希望と適性、人数などのバランスを考慮した上で、配属先を決定していきます。何度も面談を重ね「どんなことに興味があるのか?」を一緒に考えながら、最も輝けるフィールドを共に探していくことを大切にしています。
入り口を広くして徐々に職種を選択していく、という感じですね。よく考えて決めたい、という学生もいると思うので、そういった学生にとっては嬉しい仕組みですね!
続いて、御社のキャリアパスを教えてください。
決まったキャリアパスがない、すなわち1人ひとりに合わせたキャリアがある、というのが弊社の特徴ですね。
三ヶ月に一回キャリア面談というものがあって、自分がどんな風に働きたいかを上司に直接話せる機会があります。自分の目指すキャリアに対して、今何をすべきか、何を学ぶべきかを考えられる時間になるので、常にモチベーション高く仕事ができますし、この面談を通して、個々のキャリアが描かれていくようなイメージです。
面談を通してキャリアを考えるというのが一つですね!
他にも、キャリアを支える制度のひとつとして、「ジョブコンビネーション制度」というものがあります。これは2つのセクションを兼任できるというものですが、視野が広がり、自身の可能性を広げる機会になっています。決まったキャリアをあえて設けず、1人ひとりに合わせたキャリアがある環境が、働きやすさにつながっていると思います。
ずばり、ブライダルプロデュースという会社を一言で紹介してください。
「自分もお客様も幸せになれる会社」です。
幸せを提供する会社は世の中に多くありますが、私たちブライダルプロデュースでは「自分も」幸せになれる、と自信を持って言うことができます!
社内の雰囲気はどのような感じですか。
私たちは「Family way hospitality」という考え方を大切にしています。
これは、お客様もスタッフも家族のように想うこと、というもの。スタッフ同士も家族のように相手のことを本当に大切に考えて、あたたかくも時に厳しく、心からの信頼関係の上でコミュニケーションをとっている印象です。
とても仲の良い会社ですが、刺激を受けるスタッフばかりですね。
▲会社の近くにスタジアムがあるから、仕事終わりに観戦ができるんですね!
お客様だけでなく、社員さんのことも考えている会社なんですね!
そのような取り組みもある中、どうしてブライダル業界はハードワークなイメージを持たれることが多いと思いますか?
確かに、絶対に失敗は許されない責任のある仕事ではあるので、「ハードワーク」というイメージがあるのかもしれません。
ただ実際に当社では、“幸せな人から幸せが生まれる”という考え方があり、スタッフの働く環境を非常に大切にしていると感じています。
例えば、休暇制度。業界内では珍しい完全週休2日制に加えて、特別な日に申請できる「記念日休暇」や、家族と過ごすための「家族休暇」など当社独自の休暇制度が充実しています。
たしかに、幸せを感じていないプランナーがお客様を幸せにできるとは少し考えにくいですよね…
働き方改革で残業時間などに変化はありましたか?
はい。残業時間はとても厳しく取り締まられるようになりました。結婚式の多い土日は特に、新郎新婦様の時間に合わせた仕事となる為、残業が出てしまうこともあります。その分、平日の勤務時間を短くしており、早番・遅番と細かなシフトを導入し、月の勤務時間を調節しています。
また、子育てをしながら勤務しているスタッフに対しては時短制度の他、社内に無料の託児所もあり、安心して仕事ができる環境があります。
実際はとても働きやすい環境なんですね!
女性が多いイメージのあるウエディング業界ですが、御社の従業員の男女比を教えてください。
この業界では珍しく、5:5です。
幅広い事業を展開している弊社には様々な職種がありますので、男性スタッフも多く活躍しています!“ブライダル”というと女性の仕事と思われがちですが、結婚式当日の総責任者やプランナー、また、店舗開発のマーケティング部署など、男性にも幅広いフィールドが広がっています!
続いて、「これならNo.1」という御社の魅力を教えてください!
「スタッフ力」ではないでしょうか。
当社はIT、AIが発達するこの時代だからこそ、人でしか生み出せない感動が、人々に喜びを与え、それが幸せに繋がっていくと、心から思っています。だからこそ人を大切にする社風があり、そのスタッフ力はどこにも負けないと思います。
今後も結婚式当日だけでなく、20年30年先の人生に寄り添ったサービスを、最高のスタッフ力で作っていきたい、と思いますね。
選考では学生のどんなところに注目していますか。
「自分の考えを、自分の言葉で伝える」ということに一番注目しています。見たいのはその人の人間性、素の姿ですね。
つまり“自分らしさ“を大切にしてもらいたいんです。
就活生はどうしても身構えてしまうとは思いますが、“身構えて作った自分”で臨むのではなく、“自分らしい素の自分”で考えを伝えてくれるか、というところを見ています。
新卒で入社できる会社はたった一社しかないからこそ、ぜひ「素の自分」でマッチする会社を見つけてほしいですね。
ありのままの自分で勝負することが大事なんですね!
最後に、就活生に向けて一言お願いします。
自分の可能性を信じてほしいです。
就活をしていると、どうしても人と比べてしまうと思います。そのような中で、自分を一番に信じられるのは自分しかいません。周りと比べず、自分のペースで就活を続けていけば、きっといつか「運命の会社」にたどり着くことができると思います。
「自分には無理だ」と思って、業界や職種を絞ることなく幅広くいろいろ見た上で、「ここで働きたい」と思う会社を見つける、というような、”楽しい就職活動”をしてほしいと思います。「自分にしかできないことが絶対ある!」と信じて欲しいです。
神野さん、お時間を頂きまして本当にありがとうございました!
ブライダルプロデュース様のウェブサイトは以下からアクセス!
この記事の関連企業情報
ブライダルプロデュースグループ | |||
---|---|---|---|
本社 | 神奈川県横浜市中区日本大通18番地 KRCビルディング9階 | ||
URL | https://www.bridal-produce.co.jp/ |
記事公開日:2019/11/21