こんにちは!
JobManga編集部の「あべちゃん」こと安部です!
前回、採用人数が多い企業をテーマに記事を書きました。
※前回の記事はこちら
そこでは、ただ「採用人数が多い」というだけでは優良企業とは言えない、とお伝えしました。
では、企業研究をする際には「何を」「どのように」調べた方がいいのでしょうか。
もちろん人によって会社に求めているモノは異なるので一概には言えません。給与や福利厚生などの条件面が第一という人もいると思います。上場企業じゃないと嫌だ、という人もいるかもしれません。
ここでは、あくまでも私の経験と価値観を踏まえて、本テーマに沿ってお伝えしたいと思います。
What-何を調べる?
結論からお伝えすると、企業研究をする際に一番知っておくべきことは「雰囲気」です。
<会社の雰囲気を知るために調べておきたい要素>
●経営理念・ビジョン
●社風
●社員
「雰囲気」を知るためには、最低限このくらいは知っておきたいです。
私の就活の場合、特に”誰と働くのか”というのを気にしていました。職場に尊敬する社員がいれば、その分モチベーションが上がります。また、困ったときに手を差し伸べてくれる社員がいると安心感が違います。
いくら給与などの条件が良くても、職場の雰囲気が悪かったり居心地が悪かったりする会社では働きたくありません。
How-どのように調べる?
では、どのようにして会社の「雰囲気」を調べればいいのでしょうか?
これも結論から述べます。
直接会社に行って社員と話しましょう!
その理由は1つです。
会社の雰囲気を知るために、いくらwebサイトを漁ったとしてもなかなかリアルな雰囲気を掴むことが出来ません。百聞は一見に如かず、という諺があるように、雰囲気を知るためには自分の目で見て、肌で感じることが最も有効な手段です。
ただ、そうは言っても「どうやって社員と会えばいいの?」と疑問に思う方もいるかと思います。
学生が直接社員に会うためには、以下3つの方法があります。
<社員と会うことができる主な機会>
●会社説明会/合同説明会
●OB・OG訪問
●就活イベント(セミナー、座談会)
私の場合、就活イベントに参加して、大学3年生の6月頃から動き出しをしていました。私が参加したそのイベントは、あるお題(=課題)を与えられて、グループディスカッションを行い、課題解決に導くというワークショップでした。そのディスカッションの様子を脇で見ていた様々な会社の方々が、後程フィードバックもしてくださりました。その後興味を持った会社の社員の方の名刺を頂き、後日さらに詳しくお話をさせて頂く機会を得ました。
このように、就活イベントでは多くの社員と話をすることができます。また、早期であれば優秀な学生と出会うことができる可能性が高いかと思います!(私の感想ですが…)
Other-その他
会社の「雰囲気」の他に調べておきたいポイントを紹介します。
私が企業研究をしていた際に気にしていた点は、その会社が成長している会社かどうかでした。それはなぜか。
ざっくりとですが、「私は社会人になって、スキルを磨き、いろんな人と交流を持ち、自分の市場価値を高めたい!」と考えていました。ただ、市場価値を高めるのであれば、下降気味にある会社に就職するより勢いある会社に就職した方が効果的だと思いませんか?上昇気流にある会社の方が社内の雰囲気も良いはずです。
会社が成長しているかどうかを調べる判断材料としては、まずはその会社を調べることが必要です。そして、常日頃から新聞やインターネットを利用して最新情報をキャッチしておくことをオススメします。
ある程度の知識が必要になりますが、上場企業であれば財務諸表を閲覧することができるかと思いますので、その情報から企業の収益性、安全性、成長性などを判断できます。
<会社の成長性を知るためにするべきこと>
●日頃からニュースを見る(新聞、インターネット問わず)
●その会社の財務情報を調べる(競合他社と比較する、財務諸表より様々な指標を用いて分析する、など)
まとめ
企業研究をする際に抑えておきたいポイントをおさらいします。
会社の「雰囲気」を知る!
そのために、会社に赴いて社員と話を交わすべし!
会社の成長性を知る!
そのために、日頃からニュースを読み業界動向を追うべし!
気になる企業が50社あった場合、50社すべてに直接訪問するのは難しいかと思います。それでも会社の「雰囲気」は知るべきことだと思うので、合同説明会や就活イベントを駆使して、多くの企業を回りましょう!
ただ、現実的にすべての会社を回るのは難しいという方は、企業マンガを読んで雰囲気を知るのも”アリ”かもしれません!
あべちゃん
本名、安部 隼人。1997年、神奈川県出身。2016年、早稲田大学商学部進学。大学3年の秋、株式会社シンフィールドにインターンシップとして参加。現在は、大学に通いながらJobManga編集部として、富士ゼロックス、USEN-NEXT、カルビーなどの取材記事を手掛ける。100社以上の企業人事担当者の声を聞いてきた体験をもとに、学生のためになる記事執筆に奮闘中。