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JM編集部あべちゃんが語る⑥|採用人数が多い企業の落とし穴


こんにちは!
JobManga編集部の「あべちゃん」こと安部です!

企業の中には、新卒採用を全く行わない企業や、1,000名近くの新卒採用を行なう企業があるのをご存知でしょうか?2020年卒採用の場合、300名以上採用予定の企業は50社以上もあるんです。それだけ人数が集まるということは、きっと優良企業なんですよね…

しかし、ここで疑問に感じてほしいことがございます。

「採用人数が多いから優良企業」って本当に言えるの?

私の考えはノーです。
今回は、「採用人数が多い≠優良企業」の理由をお伝えしたいと思います。

採用人数はどのようにして決まるのか


新卒採用の募集人数というのは、事前に”採用計画”を立てて決まります。
では、採用人数が多いというのはどのような状況が考えられるのでしょうか。
主に下記3つのケースが挙げられます。

ⅰ.会社の規模が大きくなるにつれて自然と採用人数が増える
ⅱ.新規事業を展開するために人員が必要になる
ⅲ.離職率が高いために、それを見越して人員が必要になる

これ以外のケースも考えると、いろんな事情があって採用計画が立てられることがわかると思います。
今回挙げたケースを参考に、それぞれの企業に入社する場合どのような状況が考えられるのか、推測してみます。

●ⅰの場合
順調に企業が成長しているように考えられるため、どちらかと言えば不安要素は少ない
●ⅱの場合
新規事業を展開するということは、今後の会社の成長に積極的な投資をしているということ。会社としての支出は大きいが、社員の雰囲気は意気揚々として明るい
●ⅲの場合
離職率が高いということはその会社に何かしらのマイナス要因があるのでは…やや不安を感じる

以上のように、同じ採用人数でも、その会社の状況は全く異なります。
学生側から考えてみれば、ⅲのケースよりⅰ、ⅱのケースの方が望ましいですよね。
企業研究をする際にその会社のことをしっかり調べておく必要があります。

それでは、一体企業研究では何をどのように調べた方がいいのか。
次回、お伝えいたします!

あべちゃん
本名、安部 隼人。1997年、神奈川県出身。2016年、早稲田大学商学部進学。大学3年の秋、株式会社シンフィールドにインターンシップとして参加。現在は、大学に通いながらJobManga編集部として、富士ゼロックス、USEN-NEXT、カルビーなどの取材記事を手掛ける。100社以上の企業人事担当者の声を聞いてきた体験をもとに、学生のためになる記事執筆に奮闘中。

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