こんにちは!
JobManga編集部の「まつじゅん」ことマツモトジュンヤです。
会社説明会やインターンシップのご案内メールに「服装自由」という記載があると、実際どんな服装でいけば良いのか、頭を悩ませてしまうことも多いですよね。いざ勇気を出して「私服」で行ってみたら、こんな「あるある」(服装自由に騙された!)な状況に陥ってしまうことも!!はたして「服装自由」という記載の裏には、企業側のどのような意図が隠されているのでしょうか。
「服装自由」とする企業の本当の意図は?
「服装自由」という記載があった場合、考えられる理由は下記の3通りになります。
①学生負担への考慮
②選考時の評価項目になる
③特に意図はない
「特に意図はない」という項目はさておき、服装自由は「学生負担への考慮」なのか「選考時の評価項目になる」のか。これはかなり、気になるところです。そしてもし、「選考時の評価項目」になるのだとしたら、どのような服装でいくのが正解なのでしょうか。考えてみましょう。
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人材広告会社「リクルートキャリア」が人事担当者500人に行った調査によると、実はこの「服装自由」という記載について「特に意図はない」と70.8%が回答する結果がでています。学生があれこれ頭を悩ます「服装自由」問題は、実は企業からするとそこまで大きな問題ではなかったようです。ただし、「選考時の評価項目になる」とする回答が0かというとそうではなく、10.5%が「選考時の評価項目に服装を入れている」と回答しています。つまり10社中1社の企業は、服装であなたのことを評価しているのです。
では結局、何を着ていけば良いのか
「なんでもいい」「気にしない」とは言われても選択肢を与えられたら悩んでしまうのが人の常。さらには10社中1社が服装で評価しているのだとしたら、その正解を考えないわけにはいきません。結局、「服装自由」の記載に対して、何を着て臨むのが正解なのでしょうか。
こんな状況にはなりたくないし、それで落とされるなんて馬鹿馬鹿しいですよね。
ひとつの答えとして提唱したいのが、その企業の社員の服装を考慮するということ。
つまり、社員が働く際の服装がスーツならばスーツを、オフィスカジュアルならばオフィスカジュアルを、私服ならば私服を着ていくという方法です。企業は選考を通して、就活生を採用し仮に入社まで至った際、どのように働いてくれるのかということをイメージしたいと考えています。服装を通して、表面的にはなりますが「本当の人柄の一端、その人らしさ」を知りたいと考えています。つまり、働く姿(活躍する姿)をよりイメージしてもらいやすい服装で臨むというのが、良いかもしれません。ただしこれもまた企業によって考え方は様々、一概にこれは正解!という答えはありません。ひとつの参考までに、この考え方を頭の片隅に置いておいていただければと思います。
マツモトジュンヤ
早稲田大学在学中、学生団体Pridarity(何でも屋)を立ち上げ代表を務める。その取り組みの中で、数多くの学生の就職活動に関わっていたが、その横並びの就職活動に疑念を抱き、某大手就職情報サイトへの入社を決意。内側から就職活動の文化を変えていくことを決意する。千葉大学、茨城大学、秋田大学、横浜国立大学、東京理科大学など、全国で100大学以上の就職支援を担当し、「面接対策講座」「ES講座」「業界研究講座」等の学生向け就職支援講座を受け持つ。2018年4月には株式会社シンフィールドにジョイン。現在はジョブマンガ編集部として活躍中。