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世界の「就活」ってどんなカンジ?



世界に目を向け未来を推測する

さて、今回は「アメリカ」「香港」「スペイン」「ベトナム」「ドイツ」の5か国について、その新卒就活の実態をご紹介していきます。日本では当たり前になっている「新卒一括採用」ですが、実は世界に目を向けるとそれが当たり前ではないことが分かります。近年は日本でも、「一括採用」から「通年採用」へのシフトが謳われ始めていますが、実際に、日本の新卒採用が「通年採用」となった場合、世の中は、そして学生の就活はどのように変わっていくのでしょうか。各国の事例をもとに、今後の日本の採用活動の在り方について考察していきたいと思います。

通年採用・実力主義・インターンシップ至上主義のアメリカ


アメリカの新卒就活の特徴はなんとってもこの3点。学生に求められるのは、ポテンシャルではなく即戦力になるかどうかです。日本のような「新卒一括採用」という概念はここではなく、新卒・中途を問わない、欠員補充としての採用しかありません。けど、働いたこともないのにどのように「即戦力」になれるのでしょうか。
実はその答えが、近年日本でも盛り上がっている「インターンシップ」です。アメリカはずっと前からインターンシップが盛んな国でした。全米大学就職協議会(NACE)によれば、2010年の企業の新卒採用のうち、約45%がインターンシップからの採用です。日本ではまだここまでの数値に達してはいませんが、日本の市場もアメリカよりになってくることは間違いないでしょう。

即戦力・副業・転職がポイント!人材流動社会の香港


最近覆面デモで世間を賑わせている香港ですが、その就活事情も気になるところ。香港では「ひとつの会社で長く働く」という働き方が珍しく、副業や転職をするのが当たり前となっています。
そのため、「研修」という概念は乏しく、即戦力であることが採用の大前提。1社目は、とにかく採用してくれる企業に入社し、その後企業を転々したり副業をしていくなかで、スキルを磨いてキャリアアップしていく人たちが多いようです。

履歴書・コネクション採用のスペイン


スペインにも「新卒就活」という概念はありません。新卒も中途も条件は同じで、日本と同じような「就職サイト」が存在する一方で、履歴書を各企業に郵送あるいは飛び込みで持参して就職活動をするスタイルが今でもあります。また「コネクション採用」も盛んで、今の日本でいう「リファラル採用」のような取り組みも見られます。
そのため「特別な技能」のない学生は相手にされず、卒業後、資格や博士号の取得を目指し、技能を身に付けたうえで就職活動をしていきます。

卒業後採用・語学力採用・スキル採用のベトナム


ベトナムでの新卒就活は基本的に、卒業した後に行います。ただ、ベトナムには外資系企業が数多く進出しており、一言で「ベトナムでの就職活動」とはいってもその在り方は多種多様です。グローバルな企業が多いため、語学力が重視される傾向にあり、特に英語力はマストなスキルとなります。

専門特化したスキルが求められるドイツ


ドイツもまたアメリカや香港と同じように、即戦力採用が主流です。デュアルシステム制度という「学術教育」と「職業訓練」とを同時に行う体制が敷かれており、学校が「即戦力」を育成する環境が整っています。最終的には「マイスター資格(高等職業能力資格)」の取得が求められており、就業に必要な能力の指標が明確化されているのが、ドイツの特徴です。なお、ドイツのデュアルシステム制度は、日本でも「産学連携」という言葉で近年注目されています。

日本の採用市場の今、そして未来

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