こんにちは!
JobManga(ジョブマンガ)編集部の「まつじゅん」ことマツモトジュンヤです。
ご紹介したマンガのように、予想外の質問をされるとどうしていいかわからなくなってしまいますよね。
今回は、「こんな予想外の質問がきた!」という予想外質問例と、予想外の質問を聞かれた際の適切な振舞い方についてお話します。
予想外質問例
早速きました!予想外質問例の中では王道ともいえるこの質問。あなたを○○で例えるとなんですかシリーズですね。文房具で例えろと言われても何が正解か皆目見当が付きません。「私はマジックペンです!何もないところに何かを産み出すことができるからです!」と嘯いてみたところで、面接官にきょとんとされるのは目に見えていますが、だからといって他にどう言えばいいというのでしょうか。
はい!日本経済新聞を読んでいる前提の質問がきましたね!いつかお話しようと思っていましたが、日経新聞は読んでおいた方が良いです。なぜなら、面接官も読んでいる可能性が高いから。もちろんこの時代、新聞に頼らなくてもニュースアプリなどを使って簡単にニュース情報を得ることができます。ただそれだと、自分の興味あるニュースに知識が偏りがちになってしまいます。面接官と話題を共有できる、という意味でも新聞を読むことはとても大切です。予想外質問例に挙げましたが、この質問は新聞を読むことで対処しましょうね。
就職面接でカメラを選ぶポイントが聞かれました!果たしてこの質問の裏にはどのような深い意図が隠されているのでしょうか。カメラを選ぶポイントなんて全部で3つくらいしか思いつきません。金額・画質・見た目。他にもあるかもしれませんが、カメラを選ぶポイントと就活と、なんの関係があるのでしょうか!面接官に逆に問いてみたくなりますね!
サイコロを振ってもいないのに面白い話やすべらない話を求められるパターン!予想外すぎます!これは日常会話でやられたら無茶ぶり!とついつい突っ込みを入れてしまいそうですが面接なのでそうもいかず…果たしてどうすれば良いでしょうか!?常日頃から鉄板ネタを持っていた方が良いのか?!
さて、4つの質問例をみてきましたが、予想外の質問はまだまだあります。ここからはテンポよくご紹介しましょう。
●好きな電車の車両を教えてください。
●人間はなんのために存在するのでしょうか
●自分の顔についてどう思いますか。
●猫派ですか?犬派ですか?
●本当の愛とはなんでしょうか。
●宇宙人はいると思いますか?
●わたしを上司にしたいと思いますか?
●これまでで一番発してきた言葉について教えてください。
●今日は暑いですね。どう思いますか?
予想外の質問は上げれば切りがないですが、まだまだこんな質問をされたことがある、という方はLINE@でご連絡ください!最適な回答を一緒に考えていきましょう!
企業が予想外の質問をしてくる本当の理由
一見すると意味のないような質問でも、実はその裏に意図が隠されていることも多いです。ここまでに挙げてきた数々の“予想外の質問”も、実はそれぞれちゃんと意味があります。企業は選考を通して求職者の本当の姿を知りたいと考えています。予想外の質問をされたとき、あなたはどう対応していますか?つい、素が出てしまっていたのではないですか?
ひとは準備をすることで、ある程度までは本心を偽ることができます。無理をしてでも自分を良く見せようと、着飾ることができてしまうのです。そんなあなたのホンネを引き出すために、企業は試行錯誤します。
時には「予想外の質問をする」という方法で、あなたの本当の姿を測ろうとすることだってあるのです。
予想外の質問をされた際の対処方法
それでは予想外の質問をされたとき、どのように振舞うのが正解なのでしょうか。
考えられるリアクションとして、
あたふたする
言葉に詰まる
冷静に気の利いたことを答える
冷静に気の利いたことを答えられればもちろんそれがベストですが、それができないからこそ、悩みどころな訳ですね。気の利いたことを言うには当然準備が大切です。ただ、“予想外な質問”なので、その準備ができない…。こうしたジレンマがあるわけです。
しかし実は…
予想外の質問も、ちゃんと準備はできるのです!
予想外の質問に対する準備とは、アドリブ力を鍛えることに他なりません。
ではどのようにすればアドリブ力が鍛えられるのでしょうか。
アドリブ力の鍛え方
「アドリブ力なんて鍛えられるの?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。アドリブ力は、思考の流れを意識することで鍛えることができます。
何を聞かれたとしても臨機応変に対応できる人の多くはまず、思考の流れが明確です。思考の流れが明確だと、どのような質問からも「自己PR」に繋げることができます。
例えば「あなたをモノで例えるとなんですか?」という質問が来た時に、下記のような思考の流れができればベストです。
・問「あなたをモノで例えるとなんですか?」
・思考(モノ…自己PRしたいポイントは、『粘り強さ』だから…)
・回「はい!私をモノで例えると、『ガムテープ』です!ガムテープは粘り強く、くっついたところから離れません。私の強みも粘り強さなので、私をモノで例えるとガムテープになります!」
ここで注目をしたいのは、まずゴールを定め、そこに向かって理由付けをしている点です。
伝えたいメッセージありきで理由付けをしていくと、自然とアドリブ力が付いていきます。さらにこのような思考の流れに加えて、引き出しも増やしていくとアドリブ力がどんどん鍛えられますよ!
予想外の質問に答えられるようになること、アドリブ力を鍛えることは、就職活動の中でもかなり難易度の高いテーマです。ですが、諦めず少しずつでも鍛えていけるように、思考の流れを意識していきましょう。
その他、不安や悩みがある方は、
是非JobMangaのLINE@に投稿してみてくださいね!
マツモトジュンヤ
早稲田大学在学中、学生団体Pridarity(何でも屋)を立ち上げ代表を務める。その取り組みの中で、数多くの学生の就職活動に関わっていたが、その横並びの就職活動に疑念を抱き、某大手就職情報サイトへの入社を決意。内側から就職活動の文化を変えていくことを決意する。千葉大学、茨城大学、秋田大学、横浜国立大学、東京理科大学など、全国で100大学以上の就職支援を担当し、「面接対策講座」「ES講座」「業界研究講座」等の学生向け就職支援講座を受け持つ。2018年4月には株式会社シンフィールドにジョイン。現在はジョブマンガ編集部として活躍中。