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圧迫面接への対処法について「いや、なんで?なんで?なんで?」


こんにちは!
JobManga編集部の「まつじゅん」ことマツモトジュンヤです。

「就職活動怖い・・・」と思うひとつの要因として「圧迫面接」があります。
なぜ企業は圧迫面接をするのか、そして圧迫面接をされた際に就活生はどう対処したら良いのか。本記事で解説していきます。

そもそも圧迫面接とは何かというと、「面接官がわざと横柄な態度をとったり、威圧的な質問をしてくる面接」のことを言います。

圧迫面接をする理由

企業が圧迫面接をする理由は、主に下記2点が考えられます。

①対応力をみる
社会人になると、否が応でも「理不尽な目に合う」こともしばしば。その際にどのような対応ができるのか、というあなたの対応力をみるために、圧迫面接をする企業があるようです。

②ストレス耐性をみる
仕事をしているとストレスを感じる場面もあります。ストレス耐性(打たれ強さ)があるかどうかは、仕事で活躍するためのひとつのキーポイントとなる職種も少なくありません。圧迫面接という手法は、そのストレス耐性を測るという意味で、企業にとって有効な手段になり得るのです。

その他、特に意図はなく無意識に圧迫面接になってしまっているケースももちろんあります。

圧迫面接の例

圧迫面接といっても、どのように圧迫してくるかはケースバイケース。
圧迫面接の具体例をいくつかみていきましょう。

CASE1「なんでなんでおじさん」
どのような回答に対しても「なんで?なんで?」としか言わない面接官のことを就活生の間では「なんでなんでおじさん(おばさん)」というようです。

(例)
就活生「学生時代はサークルの代表として頑張ってきました。」
面接官「なんで?」
就活生「サークル活動にやりがいを感じていたからです。」
面接官「なんで?」
就活生「サークル活動を通して、みんなで何かをやり遂げる達成感を味わうことができたからです。」
面接官「なんで?」
就活生「えっと、その、あの・・・」

「なんで?なんで?」と企業が質問を繰り返す理由は、あなたのエピソードを深堀りしたいからです。何か行動をした際、そこには何らかの理由があるはず、その理由を深く深く掘り下げていくことで、あなたの本当の価値観を知ろうとしているのです。

CASE2「いやいやおじさん」
どのような回答に対しても「いやいや」と否定しか言わない面接官のことを就活生の間では「いやいやおじさん(おばさん)」というようです。

(例)
就活生「学生時代はサークルの代表として頑張ってきました。」
面接官「いや、頑張ったっていうと具体的にどういうことなの?」
就活生「メンバー間で意見が食い違ったりしたときに」
面接官「いや、そもそもそういう話を聞きたいんじゃなくてね。どういうことか聞きたいんだよ。」
就活生「どういうことか、と言いますと・・・何を話せば宜しいでしょうか。」
面接官「いや、それくらい分かるでしょ。」
就活生「いやぁ・・・」

一言目が「いや、」から始まると威圧的に聞こえますよね。思わず就活生も「いやぁ」と困ってしまいました。これはあなたの対応力を見る典型例だといえるでしょう。
その他の例は簡潔に、みていきましょう。

CASE3「面接中に頻繁にため息をつく」

CASE4「突然怒鳴りだす」

CASE5「面接官同士でひそひそ話をする、嫌みな笑みを飛ばす」

CASE6「貧乏ゆすりをする」

CASE7「話を聞かない、無反応」

様々な方法で圧迫面接が行われています。

圧迫面接への対処法

それでは、圧迫面接をされた際、就活生はどのように対処していけばよいのでしょうか。
答えはひとつです。

それは、客観的になることです。

「これは圧迫面接だな」と思ったら、すぐに客観的に状況を理解するように努めて下さい。客観的に面接官の意図を理解することで、冷静に対応できるようになります。ここまで、企業が「圧迫面接」をする理由や、具体例について説明をしてきましたが、それはこの「客観的な状況理解」ができるようになるためです。また、もう一つの対処法として、そもそも圧迫面接をする企業は受からなくても良いと割り切るのも手です。近年のSNS文化(シェア文化)において、圧迫面接は企業にとっても炎上リスクがあるため、控えられている傾向にあります。そんな中でもリスクをとって圧迫面接をし続けている企業は、もしかすると、入社後に相当の負荷がかかる仕事が待っているかもしれません。ただもちろん負荷がかかるということは一方で、成長が早いと捉えることもできますので、一概に「圧迫面接=危ない」というわけではありません。なにはともあれ「客観的」になることが圧迫面接への最も効果的な対処法となりますので、「客観的」になるためにも、採用市場や面接官の気持ちなどについて、正しく理解するよう努めていきましょう。

マツモトジュンヤ
早稲田大学在学中、学生団体Pridarity(何でも屋)を立ち上げ代表を務める。その取り組みの中で、数多くの学生の就職活動に関わっていたが、その横並びの就職活動に疑念を抱き、某大手就職情報サイトへの入社を決意。内側から就職活動の文化を変えていくことを決意する。千葉大学、茨城大学、秋田大学、横浜国立大学、東京理科大学など、全国で100大学以上の就職支援を担当し、「面接対策講座」「ES講座」「業界研究講座」等の学生向け就職支援講座を受け持つ。2018年4月には株式会社シンフィールドにジョイン。現在はジョブマンガ編集部として活躍中。

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