こんにちは!
JobManga(ジョブマンガ)編集部の「まつじゅん」ことマツモトジュンヤです。
今回は、就職活動における「身だしなみ」についてお話させていただきます。
さて、皆さんはメラビアンの法則をご存じでしょうか。
簡単にいうと、「人は見た目や話し方が9割」という法則です。
アメリカUCLA大学の心理学者/アルバート・メラビアンが1971年に提唱した概念。人物の第一印象は初めて会った時の3〜5秒で決まり、またその情報のほとんどを「視覚情報」から得ていると言う概念。メラビアンが提唱する概念において、初対面の人物を認識する割合は、「見た目/表情/しぐさ/視線等」の視覚情報が55% 、「声の質/話す速さ/声の大きさ/口調等」の聴覚情報が38%、「言葉そのものの意味/話の内容等。」の言語情報が7%と言われている。
※引用:メラビアンの法則とは – コトバンク
メラビアンの法則をみると、見た目や話し方など、表面的なところだけで第一印象の93%が決まっていることが分かりますね。実際の話の内容そのものは、わずか7%の影響しかありません。就職活動において、第一印象はとても重要です。そしてその第一印象を決める最も大切な要因が、見た目などの視覚情報なのです。「身だしなみ」がとても大切だと分かります。
就職活動の身だしなみで最も大切なこと
では、就職活動の身だしなみにおいて最も大切なことはなんでしょうか。結論からお伝えすると、最も大切なことは「清潔感」です。
企業がどのような身だしなみの人を採用するかというと、「一緒に働きたいと思える」人です。清潔感のない人とは、よっぽどその他の要素でリカバリーできていない限り、一緒に働きたいとは思えないですよね。
身だしなみを整えるといって、ブランドもののスーツや時計を買い揃える方もいますが、それは本質からはズレてきます。ブランド品で身を固めるよりも、清潔感のでる格好をする方が、就職活動における「身だしなみ」の考え方に合っているのです。
身だしなみに対する最近の考え方
こうした方が良い、という一般的な就活スタイルというものがあります。例えば「髪色は黒い方が良い」や「ジャケットの一番上のボタンは外す」などです。確かにそういった慣例を大切にしている企業も多いですが、ここ最近の傾向として就活スタイルを見直そうという動きも出てきています。例えば「髪型」について、PANTENEは「#令和の就活ヘアをもっと自由に」というキャンペーンを打ち出し、自分らしく自由な就活ヘアを推奨しています。最終的に一番大事なことは、繰り返しになりますが「清潔感」があるかどうかです。「自由」だからといって、清潔感がないのはいけません。清潔感という軸を外さない範囲で、就職活動の身だしなみは今後ももっと自由になっていくかもしれませんね。
※参照:PANTENEのキャンペーンサイト「#令和の就活ヘアをもっと自由に」
https://pantene.jp/ja-jp/hair-we-go/shukatsu-hair2019
マツモトジュンヤ
早稲田大学在学中、学生団体Pridarity(何でも屋)を立ち上げ代表を務める。その取り組みの中で、数多くの学生の就職活動に関わっていたが、その横並びの就職活動に疑念を抱き、某大手就職情報サイトへの入社を決意。内側から就職活動の文化を変えていくことを決意する。千葉大学、茨城大学、秋田大学、横浜国立大学、東京理科大学など、全国で100大学以上の就職支援を担当し、「面接対策講座」「ES講座」「業界研究講座」等の学生向け就職支援講座を受け持つ。2018年4月には株式会社シンフィールドにジョイン。現在はジョブマンガ編集部として活躍中。